MAUI NUI、マウイ・ヌイといえば、マウイ島、ラナイ島、モロカイ島、カホオラヴェ島、ハワイ州マウイ郡のの四島のこと。古代にはこの四島がひとつの大きな島であったことから、大きなマウイを意としてマウイ・ヌイと呼ばれることがあります。
マウイ島はハワイの島々のなかでも唯一、ハワイの神様の名前のついた島。天空の父なる神ワケアと、大地の母なる神パパの子どもである半神マウイの名を引き継いでいるのですが、実はこの名前は、いにしえから続く長い歴史のなかで考えると、比較的新しい名前だそう。なんと半神マウイの登場する時代のもっと前には、イヒカパラウマエヴァと呼ばれていたそうです。そんな悠久の時の流れに思いを馳せたくなるのは、特にマウイ島をとりまく三島の間を船で移動しているときや、飛行機の窓から鳥になった気分で島を眺めてるとき。
これから、私の第二の故郷となったマウイ島、マウイ・ヌイを、じっくりご紹介していきたいと思います。土地と人々に象徴されるマウイ島の魅力を語るには、その土地と人々が育んだ、育み続ける様々なヒト・モノ・コトに触れるのが一番。そして、マウイ島の大自然の豊かな恵みのあれこれ。まずは、マウイ島の花、ロケラニ、ピンク色の小ぶりのバラをお届けします!