ロコに愛されて50年の歴史を持つ、テイクアウト専用カウンターがついた24時間営業のファミリーレストラン『ジッピーズ』。創設者は、日系人のチャーリー・ヒガとフランシス・ヒガの兄弟。
彼らは父親が経営する『ヒガ・ミート&ポーク・マーケット』を手伝っていたが、利益も乏しく家族を養うために、靴磨きなどの内職をしていたという。しかし苦労の末、1966年にレストランを立ち上げた。その後、チャーリーが作ったチリのおいしさが評判を得て少しずつ人気を得た。これが『ジッピーズ』の歴史のはじまりだ。
『ジッピーズ』の名前の由来は、ジップコード(郵便番号)で、当時ハワイでも郵便番号が取り入れられ話題になっていたことと“早く届ける”という意味を持つことから名付けられた。
『ジッピーズ』は、時代の流行やロコの志向に合わせて展開し、現在の人気レストランとなった。写真は、1971年5月にオープンしたワイパフ店。初期のロゴは看板のようなデザインだった。ちなみに1号店はマッカリー店だ。
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