ハワイ王朝第8代君主、クィーン・リリウオカラニ女王は、音楽の才能にあふれ、
生涯160曲以上の楽曲を生んだと言われています。
また、ギター、ピアノ、ウクレレ、オルガンの演奏もたしなみ、ハワイ語と英語の歌も美しいアルトボイスで歌ったそうです。
女王の著書によりますと、
音楽を作るということは、生来、備わっている才能のようで、呼吸をするように自然に
曲ができ、生みの苦しみにあうことなく、その時の感情の表現がそのまま音楽として
生まれて来る、と表現しています。
ハワイに移住して以来、リリウオカラニ女王の人間性に惹かれ、イオラニ宮殿のドーセントトレーニングをうけ、日本語ドーセントにもなりましたが、今なお、彼女の生涯について日々研究しています。
女王は、「後世に遺す」という偉業をあらゆるジャンルで行っている女性ですが、
1891年、ハワイからコアの木をニューヨークの The J & C Fischer Piano Companyに
送り、翌年の自分の誕生日のギフトのために特注したピアノもそのひとつです。
現在は、ジョン・オーエン・ドミニスと結婚(1862年)してから亡くなる(1917年)まで55年間を過ごしたワシントンプレイスに「QUEEN’S PIANO」として展示されています。
どんな音がするか、気になりますよね?↓
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