ハワイ音楽界のレガシーと呼ばれているEDDIE KAMAEさん。
人生のほとんどを音楽と共に歩んでこられ、ハワイ文化に貢献されている方です。
現在は、ハワイアンルネッサンスの一人として知られていますが、20代はジャズ、コンテンポラリー、ラテンなどハワイ音楽以外のジャンルをウクレレで弾きこなされていたそうです。そんなエディーさんがハワイアン音楽にめざめたのは、1950年代。ロイヤルハワイアンホテルをはじめ、ワイキキの数多くのステージでプレイヤーとして活躍していたエディーさんが、当時人気のシンガーHaunani Kahalewaiにリリウオカラニ女王の作品「KU’U PUA I PAOAKALANI」を演奏してみてね。」と頼まれたのが、ハワイアンソングとの出会いだったそうです。
1970年代、奥様のMYRNA さんとの共同プロデュースで、トラディショナルのハワイアン音楽を集めたシリーズ「EDDIE KAMAE presents The Sons of Hawai’I 」を7作品リリース。その収録曲の中には100年以上前のハワイアンソングで、かつて、録音されたことがない曲もあり、まさに考古学的な作業のアルバム作品集です。
エディ・カマエさんの作品で一番有名な曲と言われる「E KU’U MORNING DEW」は
友人とディナーの食卓を囲んでいる時に、急にメロディがひらめいて、席を中座してできた曲だと以前、ご本人にインタビューをしたときにおっしゃられていました。まさにハワイの景色が浮かぶラブソング。
ハワイアン音楽のレガシーエディ・カマエとウクレレの神様と呼ばれるオータサンがであったのは、今から70年前。エディさんが19歳、オータさんが12歳。若き二人のミュージシャンが、このハワイに大きな礎を築かれ、世界中の多くの方々にハワイ音楽を伝え、魅了させ続けられています。
以下の映像は、70年間の竹馬の友情の間で演奏されたステージ、オータサンが
エディさんに心をこめて演奏したE KU’U MORNNG DEWです。