12月10日、オアフ島では今年も年末の一大イベント「JAL ホノルルマラソン」が開催され、世界各国からたくさんのランナーが参加しました。日本からは元フィギアスケート選手の浅田真央さんが参加したことでも話題になりましたが、ハワイ州観光局からも今年は2名のスタッフが参加しました。
【体験レポート】JAL ホノルルマラソン2017にハワイ州観光局スタッフも参加してきました!
2017.12.12(写真)
レース前はまだ余裕があるルーク(以下:L)と剛士(以下:T)の2人。
● JAL ホノルルマラソンへの参加は今回で何回目ですか?
L:初めて
T:2回目です。1回目は10年前くらいです。
● 本番前にどれくらいトレーニングしましたか?
L:全く無し!
T:ここ3ヶ月は月50キロくらいしか走っておらず、12月は体調崩して一回も走ってない状態です…
2人ともあまりトレーニングはして来なかったようですが、果たして無事に完走できるのでしょうか?
スタートは午前5時!
まだ空も暗い内から、スタート地点があるアラモアナ公園にはたくさんの人が集まっていました。
スタートの合図と共に花火が上がり、ランナー達も順番にスタートしていきます。
途中雨が降り出す
今年は途中雨も降り、走りづらそうでしたが、雨が止んだあとには虹も出てランナー達を励まします。
だんだんと苦しくなってくる後半...
雨が上がり、道は走りやすくなりましたが後半は疲労との戦い。沿道で応援してくれる人達やハワイらしい景色に励まされ、最後の力を振り絞って走ります。42.195kmの道のりは遠い…
そして、ついにゴール!
ゴール地点があるカピオラニ公園が近づくと、ランナー達のゴールを見届けようと集まったたくさんの人達が疲れ切ったランナー達を声援で盛り上げます。
ヘトヘトになりながらもゴール地点で家族や友達に応援され、ラストスパートをかけるランナーや、一緒に走った仲間と手をつなぎながらゴールするランナー、パフォーマンスをしながらゴールゲートをくぐるランナーなど、みんな思い思いにゴールしていきます。
ハワイ州観光局スタッフも、まずは剛士が5時間43分でゴール、続いてルークも6時間59分で無事にゴール。
2人とも見事完走することができました!
JAL ホノルルマラソンを走ってみて。
● 42.195km走りきった感想は?
L:全く練習しておらず、捻挫もしましたが、最後まで諦めず目標タイムの7時間を切ることが出来て良かったです。参加経験のある方が、一度は経験した方が良いという意味がわかりました!
T:ほんときつかった!が第一印象です。。。走ってるとオレンジ色のtシャツを着たボランティアが沢山いて、給水くれたり、湿布のスプレーをしてくれたりサポートしてくれたり、沿道の人が応援してくれたりと、ホノルル全体でマラソン大会をバックアップしてくれたのが印象的でした。
● 走っていて辛かった所はどのあたりでしたか?
L:20キロ過ぎで捻挫してしまったところからは、意地と根性でしかありませんでした。
T:20キロ過ぎのハワイカイ辺りから雨が降り始め、脚も限界にきていたのできつかったです。
● 2人共、20キロを過ぎたあたりから辛かったみたいですね…辛かった時励まされたのはどんなことでしたか?
L:スタート地点、州庁舎前、ダイアモンドヘッド、何と言ってもゴールまでの最後の直線は応援してくれる人も多く励まされました。
T:35キロ辺りのカハラ地区で、オレンジを配っていて、めちゃくちゃおいしくて感動しました。このように個人で、チョコやクッキー、オレンジからジュースやビール?まで配っているのはホノルル独自のものだと思います。
● 来年も走りたいですか?
L:はい。少しでも練習して、足に慣れたシューズで参加したいと思います。
T:来年はしっかり練習してリベンジしたいです。
● 日本から持って行った方がいいと思うものや現地で受けられるランナー限定のサービスなど、来年走る方へのアドバイスは何かありますか?
L:エナジードリンク、塩飴、ワセリン、絆創膏、痛み止めは必需品です!
T:補給食は日本の方が美味しく種類も多いので日本からの持ち込みがオススメです。
また旅行会社各社が、モーニングランや打ち上げなど様々なツアーを用意しています。
個人参加もいいですが、同じ目的をもったランナーと一緒にはしるのも楽しいのでおススメです。
● 来年、JALホノルルマラソンに参加してみたいけど迷っている…という方へメッセージをお願いします。
L:じきに44にもなる運動不足のおじさんが完走できたので、安心して参加してください。孤独な闘いではありますが、最後の達成感は格別です。パートナー、友人と仲良く一緒に完走することが出来れば一生の想い出になると思います。来年、現地で皆様にお目にかかれることを楽しみにしております!
T:一生に一度は経験してみて欲しいイベントです!ぜひこのアロハ・スピリッツ溢れる大会を経験してください!
走り終わったあとは動けなくなるほどぐったりして、ご飯も中々喉を通らないほどに疲労していた2人ですが、42.195km走り切った達成感は特別なものだったようです。
いつかはJAL ホノルルマラソンにチャレンジしてみたい!と思っている方はぜひ、来年チャレンジしてみてくださいね。