カウアイ島のサウスショアはハワイの自然＆歴史が感じれる、見どころ一杯のバケーション・スポット！

ハワイ諸島で初めてサトウキビ産業に成功した町として名を残すコロアと、晴れ間が多く、高級リゾート地として人気のポイプという２つの街を有するカウアイ島のサウスショア。リフエ空港からも車で30分圏内という立地の良さもあり、バケーションに人気のエリアです。
全米ベストビーチに選ばれたこともあるポイプビーチや、映画「ジュラシック・パーク」のロケ地にもなったアラートン・ガーデン、ハワイアンがかつて暮していた洞窟など、カウアイらしい豊かな自然と歴史に触れられるスポットが沢山ありますよ。

カウムアリイ・ハイウェイ（50号線）からマルヒア・ロードに入るとすぐに現れる木のトンネル。約１世紀前に植えられたという木々が、コロアとポイプヘ向かう人々を迎え入れてくれます。
車を走らせればキラキラと木々の合間から漏れる虹彩が美しく、マイナスイオンに満たされるような気持ちになります。たくさんの画家たちが題材に使い、島民に親しまれているトンネルです。

1835年にシュガー・ミル（製糖工場）が出来たことにより、サトウキビ産業で発展した地区。こじんまりとしたサイズ感の町ですが、1900年代初頭に建てられた建物が今なお立ち並んでおり、巨木に包まれた街並みはとても趣があってフォトジェニック。敷地内には白黒写真とともにコロアタウンの歴史を学べるヒストリーセンターがあり、当時のビジネスや家族の歴史をうかがい知ることが出来ます。
現在は観光客向けのテナントが多く、お土産物探しや食事に立ち寄るのにぴったりのスポットです。

ポイプはカウアイ島の中で最も晴天確率の高い地域の一つで、観光客に人気のリゾート地です。ビーチパークはシュノーケリングやサーフィンが楽しめる他、防波堤が設けられた浅瀬の広がる水泳エリアもあり、浜辺にはライフガードもいるのでファミリーに人気です。
海中では様々な種類の魚達を目にすることが出来ますが、さらに運が良ければビーチに寝転ぶハワイアンモンクシールや、甲羅を干している海亀に出会えることも。日没後、何十匹もの海亀が沖に上がっている光景は圧巻です。
駐車場も広くて停めやすく、お手洗いとシャワーもあるので安心です。

ポイプエリア最大のショッピングセンター。ハワイで人気のアロハシャツブランドや、リゾートスタイルの服飾店、有名水着ブランド、コアウッドのお店などが軒を連ねています。また、ハワイ・リージョナル・キュイジーヌを確立した有名シェフのレストランや全米で人気のステーキ店もあり、洗練されたグルメが楽しめます。毎週水曜日には露店が並び、ハワイ産のジャムや食べ物などが販売されるとあって多くの人で賑わいます。

アラートン・ガーデンとマクブライド・ガーデンは、全米に５つあるナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデンのうちの２つで、広大な敷地は隣接しています。
アラートンガーデンは映画「ジュラシック・パーク」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」のロケ地として使用された事でも知られており、園内は知識豊富なガイドの方が案内をしてくれます。洗練された庭園デザインはエリアごとに趣が異なり、豊かな緑が日影を作ってくれるため、行程は案外と涼しく癒されます。
マクブライド・ガーデンは世界各地から集められた希少な熱帯の植物や、ハワイ原産の絶滅が危惧される植物などが大切に育てられています。種を守り、後世に残すためのガーデンです。

ハワイ最大の石灰岩洞穴で、古代ハワイアンの生活、そしてそれよりはるか以前の世界の様子を知るにあたり、考古学・生態学的見地からして貴重な発掘現場。一般に出入りができます。入り口は大変狭く、屈んでも頭がぶつかるほですが、洞窟の中は広く、中庭のような空間を隔ててもう一つ洞窟があります。洞窟の周りを囲うようにループ状になったハイキングコースがあり、さらに高台へ足を進めればギリンズビーチまで見渡せます。20分ほどの短いハイクながら見所が多く、古代ハワイの生活を感じる事が出来るオススメのスポットです。