ダイナミックな景色とノスタルジックな街並みが魅力。カウアイ島のウエスト・サイド

世界的に有名で”太平洋のグランドキャニオン”の異名を持つワイメア渓谷や、映画「リロ・アンド・スティッチ』の舞台にもなったハナペペ、カウアイの定番土産「カウアイコーヒー」のファームがあるカウアイ西部。西に行けば行くほど赤土が増し、目にする植物が変わって行くのも面白いです。ナパリ・コーストへ向かうための船もカウアイ西部から出発しています。

一見するとただのウェアハウス、でも一歩足を踏み入れると、カウアイで１番ヒップな場所かも知れない？というくらい個性的なお店が並ぶお洒落空間！可愛いロコ・ブティックや、コーヒーショップ、アートなお店が集まっています。毎週第二土曜の夜はナイト・マーケットが開かれ、その日限りの露店も並び賑わいます。音楽を聴きながら、フードトラックでお夕飯を調達して、ゆっくりとカウアイの夜を楽しんではいかがでしょうか？
通常ショップは４時閉店と割と早めで、日曜日はお休みなのでご注意ください。

ハワイ州のみならず、なんと全米一位のコーヒー生産量を誇るカウアイコーヒー。
水色のパッケージにコーヒーから湧き出たようなフラガールが描かれたロゴは華やかで可愛らしく、カウアイ土産の定番です。
こちらのカウアイ・コーヒー・エステートには試飲コーナーがあり、飲み切れないほど沢山の種類のコーヒーが置かれています。また、敷地内の直営店では他では見かけないコーヒーやオリジナルグッズなどが販売されていて魅力満点。
看板を見ながらコーヒー加工過程を学ぶ無料のウォーキングツアーの他、火曜日、木曜日、日曜日の午前8時30分から午前9時30分には20ドルでガイド付きのEducationalツアーも開催されています。

かつてカウアイ島で最も栄えていたというハナペペエリア。時代の流れと共に一度は衰退の一途を辿りましたが、現在は数多くのアートギャラリー、レストラン、ショップ、そして島で唯一の本屋さんが立ち並ぶ個性的なエリアとして再び注目を集め、息を吹き返しています。
ローカル経営の個人商店はカウアイらしさが光るお店ばかりで、ゆったりとした空気の中、一店一店丁寧に見て回る楽しさがあり、メイド・イン・カウアイのお土産を探すのにもってこいです。
毎週金曜日の夜６時から９時まではアート・ナイトが開催され、沢山のフードトラックや出店で賑わいます。音楽とアート、カウアイののんびりとした空気が入り混じった何とも言えず心地よいイベントです。
日曜日は閉めているお店も多いので、お目当のお店がある場合は要確認です。

ハナペペタウンにあるAloha Spice Companyの裏手にある橋で、現在も使用されています。大変細い橋なので、対岸から人が来ている場合は渡り始めず、交互に譲り合って渡ります。また、人数制限もあるので気をつけましょう。渡った先には可愛い写真家のお宅兼ブティックがあります。

カウアイ島、ハワイ州の中でも有数の観光スポットとして知られるワイメア・キャニオン。リフエ空港から1時間ほどでこの雄大な景色が見えるので、カウアイ島に来たならば是非足を運んでいただきたい場所です。
太平洋のグランド・キャニオンとも呼ばれるワイメア・キャニオンですが、展望台からの眺めはグランドキャニオンよりも間近に迫るかたちで、地層がはっきりと見えます。はるか先には滝や海も見え、いかにもハワイのキャニオンといった感じです。
カウアイ特有の赤土と、木々の緑、空の青を眺めながら、澄んだ空気の中に佇んでいると、時間を忘れてしまいそうになります。
霧が立ちこめるとせっかくの景色が覆われてしまうので、なるべく天気のいい日を狙って展望台まで上がるのをお勧めします。

ハナペペからさらに西へ進むと、かの有名なキャプテン・クックが上陸した町として有名なワイメアに辿り着きます。カウアイ西部では最も大きな町で、中央にはキャプテン・クックの銅像が飾られています。広がる赤土と心なしか強く感じる日差し、ノスタルジーを感じる建物が何ともウエスタンなローカルタウンです。