全米で話題の調理器具『インスタントポット』で作るハワイの味”オックステールスープ”

ハワイ、そしてアメリカで今注目の調理器具”インスタントポット”をご存じですか？
圧力鍋、スロークッカー、炊飯、スチーマー等々、様々な機能がついている調理器具なんです。
ハワイではもちろん、アメリカ中で話題の調理器具なんですよ。
先日のブラックフライデーでも目玉商品として扱っているお店がたくさんありました。
我が家もサンタさんから？の贈り物でいただきました（笑）
アメリカの人気調理器具といえば低温でゆっくり調理することができるCrockpotなどと呼ばれるスロークッカーがお馴染みでしたが、これにはその機能も含まれているということで、料理好きの私はかなり楽しみにしていたんです。
という訳で早速クッキング！

一番最初に何を作ろうか考えた結果やっぱりハワイの味を作ってみたくて、今回はいつも調理時間が長くかかる料理、オックステールスープを選べました。
オックステールスープは牛テールスープと呼ぶ方がわかりやすいかもしれません。
ハワイではローカルにとっても馴染みのあるメニュー。
そのオックステールスープといえば朝日グリル、そして人気旅番組『旅猿』でも紹介されていたKapiolani Coffee Shopなどが有名店ではないでしょうか。
柔らかく煮込まれてホロホロのテール肉をしょうが醤油に付けていただきます。オックステールにの旨味がたっぷりのスープはお好みでネギやパクチーが添えていただきます。サイドにはライスもあって、もうあっという間にペロリと食べられてしまいます。ハワイに来たらぜひ一度味わっていただきたいローカルグルメなんですよ。写真は私が作ったものですが、初めてオックステールスープを食べて以来、美味しくてハマってしまった私が家でKapiolani Coffee Shop風に作っているんです。

＜ハワイローカルグルメ”オックステールスープ”＞

（材料　２～４人分）
・オックステール（牛テール）　約１ｋｇ
・水　1.5リットル
・ハワイアンシーソルト　大さじ１杯
・ニンニク、ショウガ、ブラックペッパー　少々

（作り方）
１．オックステールにハワイアンシーソルトを絡めてなじませます。
できれば半日程度なじませると味が染み込んで美味しいですが、時間がなければそのまま調理しても大丈夫です。

２．インスタントポットに水、オックステール、にんにく１片、しょうが（皮を剥いて）2㎝程度、を入れてセットします。

蓋を閉めて、圧力鍋機能（Pressure Cook)を使って調理します。圧力は3段階で選べるようなので、一番高めのHighでセットしました。時間は30分でスイッチオン！

３．30分後、調理終了の音が鳴ります。蓋についている圧力を下げるボタンを押して圧力を抜きます。

圧力が抜けきったら蓋を開けます。出来上がりはこんな感じ

４．灰汁や脂を掬い取ってきれいにしました。味を見て塩、コショウで整えてください。

パクチー、ネギを添えて、たっぷりのしょうが醤油も忘れずに。
ハワイ産のクレソンがあればもう最高！相性◎です。
出来上がり！

・脂身は予め切り落としておいてもいいと思います。
・スープは一度ペーパータオルなどで濾すと濁りや脂も一気に取れてきれいになります。
・昆布やだしパックなどを足すと、旨味も足されてまた味も深くなります。
・根菜類などを入れても美味しいと思います。
・塩はまろやかな旨味のあるハワイアンシーソルトが断然おすすめですが、お好みの美味しい塩で調理してください。
・大きめのオックステールを使う場合は調理時間を調整して長めにしてみてください

クリスマスも終わり、お正月も近いので表紙の写真のオックステールスープにはお餅を添えてお雑煮風にしてみました。
ハワイでは日系移民が多いこともあり、お雑煮、お煮しめ、鏡餅、しめ縄をはじめとするお飾りも気軽に手に入って、日本のお正月も身近なんですよ。

いつもはスロークッカーで数時間煮込んでいたオックステールスープ、インスタントポットのおかげでたった30分でできてしまいました。
この便利な調理器具、日本にも上陸する日が近い！？のではないでしょうか？
ちなみに、普通に鍋でコトコトゆっくり煮込んで作っても美味しく出来ますので、ぜひお試しくださいね。