島時間にどっぷり漬かりながらリフレッシュ！牧歌的な美しさと荘厳な大自然が魅力のカウアイ島ノースショア

雄大な自然、牧歌的なハワイの美しさ、リゾートとしての面白さを併せ持つカウアイ島のノースショアエリア。
リフエ空港からは1時間ほど離れていますが、その分現代社会の忙しさからエスケープしたような気分になれますし、点在する一つ一つの町は個性的で魅力に溢れています。また、圧倒されるほどの自然からは発見と喜びが尽きません。
私自身、カウアイに恋したきっかけはこのノースサイドと言っても過言ではないくらい！今回はそんなキラウエア、プリンスビル、ハナレイエリアのご紹介です。

元々はプランテーション時代に栄えた町で、ここに住む人は人種にかかわらず協力して働き、町を盛り立てたそうです。サトウキビ産業が崩壊したあとも、人々はここに住み続け、美しいこじんまりとした町は維持されました。
現在はこの辺りは本土からの移り住んできた人も多いので、オールドハワイ、というよりはどことなくアメリカ本土的なお洒落さも感じます。ヨガやフラをウォークインで体験できるスクールもいくつかあるので、旅の思い出に思い切って参加してみるのも面白いですよ。筆者が個人的にカウアイ島で一番好きな町です。

キラウエアの町と合わせて訪れていただきたいのが、このキラウエア・ポイント・ライトハウスです。切り立った岬に佇む灯台、まるで御伽噺の中の景色のようだと思いませんか？キラウエア国立野生動物保護区でもあり、この辺りではハワイの州鳥、ネネ（ハワイガン）をよく目にします。ネネは成鳥になるとつがいで行動するため、二羽でいる姿をよく見かけます。可愛い雛に出会えることもありますよ。
灯台の中まで入ることができますが、営業時間は火曜日ー土曜日、朝１０時から午後４時までと限られているのでご注意ください。

プリンスビルはノースサイド最大のリゾート地で、高級ホテルやホテルコンドミニアム、居住エリアの他、レストラン、ショップ、ゴルフコースと広大な森林を内包しています。人気のハナレイ・ベイやアニニ・ビーチにも近く、ゆっくりと喧騒を離れて長期滞在したい、という人達に人気のエリアです。
有名ホテルプリンスビルリゾートのロビーからはハナレイ・ベイやナパリコーストへと続く海岸線を見渡せるので、ビュースポットとして立ち寄るのもおすすめです。

道路脇のルックアウトに車を止めると、崖から見下ろす形でタロイモ畑の広がる牧歌的な景色を目にすることができる。独得の静寂と、時が止まっているかと錯覚するような光景は、ハワイの原風景を目にしたような気分にさせてくれます。ともすると通り過ぎでしまいそうになるので、ナビを入れておくと安心です。

カウアイ島の象徴とも言うべき、島の北側に広がる断崖絶壁の海岸線、ナパリ・コースト。
陸路ではケエ・ビーチから始まるハイキングコースがあり、数ある渓谷をこえてコーストの狭間にあるビーチに出ることができますが、安易に挑戦できるハイクではないので、相応の準備と覚悟、下調べが必要です。
手軽にその雄大な景色を見るならば、ウエスト・サイドのポート・アレン港から出発するボートツアーに参加することです。ただ季節によっては高波となるので、船酔いをしやすい方は酔い止めをお忘れなく！
海から見上げる壮大な崖は迫力満点で、ハワイの日差しに照らされた青い海と赤い大地、森林のコントラストはまさに宣伝写真そのまま。大きな感動に包まれること間違いありません。