常夏として知られるハワイでは、日本のように四季を楽しむことはないものの、夏と冬の違いは感じられます。
冬の時期になると夏とは違って紫外線も弱くなり、日本同様に日没も早くなります。
古代ハワイアンにも彼らなりの季節感があったと言われています。
毎年10月もしくは11月の半ばからは「マカヒキ」と呼ばれるシーズンの到来です。
この時期には、古来の社会規範である「カプ」(kapu)により戦いが禁じられ、戦闘の神でもある「クー」に替わり、平和や収穫の神「ロノ」 が、人々の生活を司る季節になるのです。
ロノは、雨や豊穣、平和、愛、癒しなどを司る神で、この時期ばかりは庶民も、重労働や日々の生活の大きな部分を占めていた宗教儀式からも開放され、のんびりと過ごしたそうです。
今日はハワイにとって一つの重要な文化である「マカヒキ」についてご紹介します!