ハンドメイドでキュート!環境に優しいShop Toastのギフトボックス

2021.01.26

ハワイのローカルたちに絶大な人気を誇るローカルブランド、ショップ・トースト(Shop Toast)。木を使った手作りの雑貨アイテムたちは、温もりが感じられ日々の生活に癒しを与えてくれる。

ロコの間で特に人気なのがギフトボックスだ。ぽち袋の代わりにお金やギフトカードを入れたり、ばらまきギフトとしてキャンディーやチョコレートを入れたり、はたまたスペシャルギフトとしてジュエリーを入れたり...。ボックスの中が空洞になっているので、小さなアイテムだったら割と何でも入りそう。

このユニークなボックスを作っているのは、生まれも育ちもホノルルという生粋のローカル、ジェレミー・ショウダ(Jeremy Shoda)さん。ハワイ大学マノア校の建築学部を卒業し、3Dデザインが得意な彼は環境に優しいパッケージを模索して、2006年にこのユニークな木製のギフトボックスにたどり着いた。

「ノープラスチック(No plastic)、ノートキシック(No toxic)で、持続可能な方法で育てられた木を使ったギフトボックスです。『持続可能』の意味は、一本木を切ったら、一本植林するということ。常に森があることになります」

と、エコシステムについて語ってくれたショウダさん。

ショウダさんが作り出すユニークなアイテムに地元ファンは増え続け、2007年にはカイムキ(Kaimuki)に小さな直営店を構え、100種類以上のキュートなアートデザインがあしらわれたギフトボックスが所狭しと並んでいる。全てホノルルのアトリエや店内でショウダさん自身が手作りしているハンドメイドアイテムだ。

ローカルの心をつかむデザインの数々

ロコに人気なのは動物のアートデザイン。犬や猫などが人気だそう。特に犬はボストンテリアや柴犬、チワワなどブリード別のデザインがありポピュラーなアイテムだ。その他、だるま柄や干支を使ったデザイン、学校の卒業シーズンに大人気な卒業生デザイン、ホリデーシーズン用のクリスマスデザインなど、ローカルのライフスタイルに合わせた様々なデザインがあり、コレクターもいるほど。

しっかりした作りなのでギフトボックスとして再利用できるのはもちろんのこと、インテリアとして部屋に飾ったり、ギフトボックスのライフサイクルを熟考して作られたアイディアたっぷりのアイテムだ。最終的にゴミとして捨てて土に埋められても、木なのでプラスチックと違い生物分解される。

コロナ禍での状況

現在はパンデミックのため、店舗での営業は一時休止し、オンラインショップとカーブサイドピックアップ(Curbside pickup: オンラインストアでオーダー後、お店の外でピックアップ)で対応している。昨年は、なんとUSA Todayという新聞紙にフィーチャーされ、アメリカ本土からも多くのオーダーが来たそうだ。

また、アイディアマンのショウダさんは、このパンデミックをチャンスに生かしてハンドサニタイザーやマスクケースなどの新商品を開発。特にハンドサニタイザーは、観光ストップやロックダウンにより苦境に立たされ、サニタイザーを作り始めたホノルルのウォッカ メーカーから購入し、ショウダさん自身が独自で香りづけをして、オリジナルハンドサニタイザーとして販売。

エデン・イン・ラブ(Eden In Love)やパブリック・ペット(Public Pet)などホノルルの人気リテールストアからもカスタムラベル仕様のオーダーが入り、大変人気となっている。

環境に優しく、思わずほっこりしてしまうキュートなデザインが魅力のギフトボックス。ハワイという資源の限られた島で生まれ育ったショウダさんだからこそ発明できたアイテムかもしれません。

そして、コミュニティーをサポートしたいという思いから始めた新アイテムにしても、アロハをシェアする気持ちが彼のハートの根底にあるからこそなのだと感じずにはいられません。

興味のある人は、ぜひショップ・トーストのウェブサイトやソーシャルメディアをチェックしてみて!

Shop Toast直営店マップ

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