ホノルル在住のグラフィックデザイナー、ノア・エンバーソン(Noa Emberson)さん。マウイ島出身だが、父親がエビの養殖業をしていた関係で幼少時代はフィリピン、エクアドル、ブラジルと転々としていたそうだ。もちろんハワイでも、カウアイ島、モロカイ島、ハワイ島と移り住み、マウイ島の高校を卒業後、オアフ島のハワイ大学マノア校へ進学してファインアート学部グラフィックデザイン科の学位を取得。以後デザイナーとして活躍している。ハワイのほぼすべての島に住んだことのあるローカルというのもなかなかいないのでは?
ユニークな色使いや表現方法は、様々な土地に移り住みその文化や生活を吸収したものなのかもしれない。その才能は、彼をカリフォルニアのサーフシティー、サンクレメンテ(San Clemente)へと誘い、有名サーフィン雑誌であるサーフィンマガジン(Surfing Magazine)のディレクターとしてキャリアを築いた。