オアフ島にある人気の町カイルアに住むフォトグラファー、クリスティン・レイノ(Kristen Reyno)さん。ウェディングやポートレートの撮影を行う傍ら、ハワイの植物やトロピカルフルーツを使ってデザインされるハワイアンキルトアートが斬新なアイディアのブランド、ローラ・ピラー・ハワイ(Lola Pilar Hawaii)のオーナーでもある。
2018年にスタートしたばかりのローラ・ピラー・ハワイは、そのユニークな写真アートが瞬く間に人々の目を奪い、ハワイの人気セレクトショップで扱われるように。撮影に使われる植物は、クリスティンさんがオアフ島中を探し回って集めてくる本物の葉、花、フルーツで、これらがフレッシュなうちに一つひとつ並べて撮影を行っている。
クリスティンさんがクリエイトするコンテンポラリーアートは、コンピューターグラフィックによって作られたかのようにも見えるのだが、近づいてよく見てみると一つ一つの花や葉の形状が微妙に異なりコピー&ペーストではないことがわかる。自然の創造物と真剣に向き合い、丁寧に手作業で時間をかけて行う制作工程も人気の秘密と言えるだろう。