ピースカフェはキングストリートにあるハワイを代表するヴィーガン専門店である。コロナ禍で、多くの飲食店が休業や閉店を余儀なくされるなか、多くのロコたちがランチタイムに行列を作った人気店である。
ハワイの素材たっぷり!ヴィーガン専門店ピースカフェのマラマな美味しさ
2021.07.26乳製品は使わない!徹底した安心素材を!
ピースカフェのコンセプトであるヴィーガンとは、肉や魚などはもちろん、動物由来のヨーグルトや牛乳なども口にしない純菜食主義のこと。
徹底して安全でヘルシーな食材にこだわっているため、例えば甘みを出すには、上白糖などの精製糖は体内で分解されにくく、肝臓に負担がかかりやすい、などの理由で使用せず、メープルシロップやフルーツが持つ本来の甘さを活かすなど、身体に優しいメニューが作られている。
オーナーのこだわりが生きる料理
オーナーの寺井将太さんにピースカフェのコンセプトについてインタビューをさせていただいた。
東京六本木の名店、わかばの息子さんとして生まれた寺井さんは、お父様の見様見真似で中学生の頃にはすでに、繊細なお刺身をひけるようになっていたと言う、サラブレッドである。
「父が健康を害した時に健康は食からだと思いました。そこから料理はもちろん、マクロビ、漢方、栄養学、食養生などを学びました。アメリカ国内でもヴィーガンという言葉がまだ定着していない時代でしたが、これからは、健康のためにも、地球のためにもヴィーガンだと思いました。」と寺井さん。
そんな寺井さんが2010年にハワイでオープンしたのがヴィーガン専門店ピースカフェなのだ。
化学調味料は一切使わず、添加物ももちろん使用していない。食材もできる限りオーガニックのものを使い、ピースカフェにとって大事なのはハワイの大地で育った素材や食材だと寺井さんは語る。野菜、塩、豆腐にいたるまで、ハワイで作られている食材を使ったメニューを生み出している。
ヘルシー&美味しい!ランチタイムの行列には理由があった!
ピースカフェの人気メニュー、ピースサンプラー。
お店の美味しさがまるごと詰まったメニューだ。
野菜のあく抜きをし、下準備するだけで1時間以上をかけるほど丁寧に作られる。
今の時期、免疫力アップに食べたいウコンパウダーがたっぷりのスクランブルエッグに見立てた豆腐の炒め物も!野菜と素材の美味しさが引き立つ一品だ。
これを食べるために足しげく通うロコがいるほど人気のカツプレート。
見た目はとんかつだが、中身は豆腐やテンペというヘルシーなもの。
味が薄くてボリュームが足りない・・などヴィーガン料理の常識を覆してくれるボリューミーなプレート。午後過ぎには売り切れることも。お早目に!
「例えば肉1キロを作るための水の量は20トンなんです。さらに牧草、農地などと地球環境には大きな負荷がかかる。つまり、私たちの食生活は地球の温暖化にも影響を与えています。完全なビーガンになる必要はないと思っています。ピースカフェがあることで、食生活を少しだけ考えなおすきっかけになってくれたら嬉しいです。」と寺井さん。
寺井さんとスタッフは、もう何年も前から、テイクアウトの容器はプラスチック製を使用ぜず植物由来の物にするなど、長く環境保護に取り組んできた。身体と心、そして地球環境が喜ぶマラマな店、ピースカフェの美味しさをぜひ一度。
ピースカフェ~Peace Caféについて
乳製品を一切使わない料理を提供する、ハワイのヴィーガン専門店。
健康志向の方たち、ベジタリアンやヴィーガンの方たちの根強い支持がある人気レストラン。現在はテイクアウトメニューのみ。
日本でも横浜にヴィーガンカレー専門店のピースカフェ、渋谷スクランブルスクエア内にデリ専門のピースカフェ・ハワイが展開されている。
https://www.peacecafehawaii.com/
https://www.allhawaii.jp/spot/781/
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