2020年にパンデミックが始まってもうすぐ丸2年。ハワイではワクチン接種も進み、様々な感染予防対策の緩和がスタートしている。2年間店舗をクローズしていたあのアロハシャツブランドが先月ついに再オープンし、近隣住人がざわついている。その名もコナベイハワイ(Kona Bay Hawaii)。
2月4日に再オープンを果たしたコナベイハワイは、ビンテージアロハシャツを数百枚所有するコレクターのKC木内さんが2001年にハワイ島のコナでスタートしたブランドだ。ノースコナにはカイルアベイという湾があるが、あえてコナベイとブランド名につけたのは『実在しないから面白い』というKCさんの粋な計らいだった。
昔ながらのアロハシャツの製法にこだわり、日本の抜染という技術を使ってレーヨン生地にプリントをし、生地は船でハワイまで運びホノルルで縫製。一枚一枚丁寧に出来上がったメイドインハワイのアロハシャツを、ハワイから世界中に送り出している。