ハワイ産のマンゴスチンから生まれたスキンケア

2022.03.16

東南アジアで美肌の秘訣とされてきたフルーツ、マンゴスチン。
そのふくよかな甘さから、フルーツの女王とも呼ばれ、抗菌作用があることなどから、古くから洗顔などに使われた歴史もある。
そんなマンゴスチンを、自らの農園で育て、スキンケアアイテムとして生み出した女性がいる。

エイミー・アーネット・スミスさん。
カウアイ島の自家農園、ビバ・レイン・ファームを営み、スキンケアブランド、ウタラオーガニクスのクリエイターである。

「化学物質や毒素を含まないスキンケアを探し続けていたの。夫のブラッドと、農園を営むようになって以来、この美しい島の自然から、あふれるほどのインスピレーションを受けたの。持続可能な農法を続けながら、東南アジアの伝統医学でも使われてきたマンゴスチンに着目したのよ。」とエイミーさん。

手つかずの自然が残るカウアイ島の北岸、23エーカーのフルーツ農園で、エイミーさんは、有機農法に取り組みながら、次々とナチュラルなスキンケアを生み出している。

高温多湿の土地で育つマンゴスチン。常緑小高木で、東南アジアから南アジアで多く栽培されている。

上品な甘みと、爽やかな酸味が絶妙なバランスのマンゴスチンは、マンゴーやチェリモヤ(南アメリカ原産、森のアイスクリームと称される果物)と並び、世界三大美果に数えられる。そんなマンゴスチンは、美味しいだけでなく、その美容効果も高いと言われているのだ。

「調べてみると、東南アジアの伝統医学では、マンゴスチンをニキビや様々な肌のトラブルに使ってきたのだそう。また西洋医学でも果物の果皮の部分の、抗酸化作用などに着目していることがわかったの。細菌や炎症を抑える働きもね。」

マンゴスチンの成分について徹底的に調べ研究を重ねた結果、2009年にエイミーさんがようやく開発したのが、ウタラオーガニクスのスキンケアなのだ。自家農園でフル―ツの栽培を始めて4年越しの努力の結果だった。

肌にもストレスにも癒しを与えてくれるスキンケアライン

肌のトラブルはもちろん、ホルモンバランスの乱れにも悩んでいたというエイミーさんは、化学物質を全く含まないアイテムを作ることに徹底的にこだわっている。もちろん合成香料、増粘剤、着色料等も入っていない。

マンゴスチンにはキサントンと呼ばれる強いアンチオキシダントが含まれているので、抗酸化作用が高く、エイジングケアも期待できる。
さらに高品質のエッセンシャルオイルを研究し使用することで、女性のストレスを開放し、お肌と心にも癒しを与えてくれるスキンケアが生まれたのだ。

作者も愛用し続けているクリスタルミスト。マンゴスチンやハワイアンアロエ、ヒアルロン酸が主成分のミストは、忙しい朝もシュッとひと吹きでお肌に潤いが広がる優れものだ。ほんのりと甘く、かつ清々しいその香りも気に入っている。

しかも、軽く振るとキラキラ、カタカタと音がするのだ。聞いてみると、何と小さなローズクオーツが入れられているのだと言う。大地の力を信じてフルーツを栽培しているエイミーさんらしく、大地が生むパワーストーンの癒しも信じているということらしい。愛と美を象徴するローズクオーツが容器に入れられたスキンケアなんて、何とも女性の夢をかきたててくれるではないか。

アイナ(大地)への愛をスキンケアへ・・・

今日も、農園で果実栽培に勤しむエイミーさんは日々、スキンケアライン製作へのインスピレーションを受け取っているのだと言う。

「この空気と、豊かな土壌を子どもたちも享受できるようにと願っている。私はアイナ(大地)への愛をスキンケアに注いでいるの。私の作る商品を通して、ハワイのアイナと自然へのアロハを皆さんと共有したいと思います。」

エイミーさんの農園から生まれた、スキンケアをぜひ一度使ってみてほしい。
ハワイのアイナの優しさと癒しから生まれたスキンケアは、きっとあなたのお肌に優しく浸透し、あなたの心を癒しで包んでくれるはずなのだ。カウアイ島という島から届く、ハワイのアロハをぜひ・・・。

Utara Organics「ウタラオーガニクス」について

カウアイ島発のナチュラル・スキンケアブランド。
自家農園で栽培されるマンゴスチンを使ったアイテムを販売している。

HPでの購入可能。
アラモアナ・センター内「ハウス・オブ・マナアップ」でも販売されている。

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