1778年
イギリスのジェームズ・クックがハワイに来航
1810年
カメハメハ1世がハワイ諸島全域を統一し、ハワイ王国が誕生
1893年
ハワイの代表曲『アロハオエ』の作者として知られるリリウオカラニ女王退位により、ハワイ王国が終焉。その翌年にハワイ共和国が樹立
1898年
米西戦争でハワイの地政学的重要性を認識したアメリカはハワイ共和国を併合し、アメリカ合衆国の準州となる
1900年
ジョージ・フリースが16フィートのオロと呼ばれる木でできた板を半分に切り、波に乗るという新しい試みに挑戦
1905年
ワイキキ・ビーチに波に乗って木陰に集う、一日のほとんどを海で過ごす人が現れ始める。後にワイキキ・ビーチボーイズと呼ばれた彼らは、フイ・ナルという波乗りクラブを結成。そのなかのひとりにデューク・カハナモクがいた
1912年
ストックホルム・オリンピックでデューク・カハナモクが水泳で金メダルを獲得
1914年
デューク・カハナモクがオーストラリアとニュージーランドでサーフィン普及のためにデモンストレーションを行なったことを皮切りに、サーフィンは世界へと広まった
1920年〜
増加するワイキキの観光客用に、シェイパーのトム・ブレイクがデューク・カハナモクと軽量なサーフボードを開発
1941年
日本海軍による真珠湾攻撃が行なわれ、太平洋戦争が開戦
1942〜45年
第2次世界大戦中、ハワイでは捕虜をビーチに囲っていたため、サーフィンをするのが困難な状況となる
1950年〜
戦時中に開発された化学素材により、サーフボードが軽量化。その結果、アメリカ本土などからのサーファーも増え、マニューバーが一気に進化
1957年
ワイメアの波がトップ・サーファーたちによって遂に攻略される
1959年
ハワイ立州法案が可決。50番目の州としてハワイ州が誕生する
1961年
ディック・ブリューワーがノースショアに初めてのサーフショップ「サーフボード・ハワイ」をオープン
1962年
フィル・エドワーズがタブーと言われたパイプの波に初チャージ
1965年
24名の招待選手を集めた「デューク・カハナモク招待試合」がサンセットで開催。17歳のジェフ・ハックマンが優勝し、500ドルを獲得。ABCスポーツテレビでも放映され、注目を集める。翌年の優勝はリッキー・グリッグ
1968年
1月22日に近代サーフィンの父、デューク・カハナモクが77年の生涯に幕を閉じる
1971年
初のパイプマスターズが開催。6名の招待選手の戦いで、ジェフ・ハックマンがマスターズに輝く。翌年から2年連続でジェリー・ロペスが優勝
1972年
ベン・アイパがスワロー・テールを発案。2年後にスティンガースワローに進化、マイケル・ホー、ラリー・バートルマン、バテンスなどにより機能性が実証される
1976年
ホクレア号第1回タヒチ航海
1976年
ハワイで世界初のプロツアー、インターナショナル・プロフェッショナル・サーフィン「IPS」発足
1978年
ライフガード、エディ・アイカウがハワイアンとしての名誉の旅、ホクレア号で航海中に助けを呼ぶため真夜中の海にパドルアウト。そのまま帰らぬ人に
1983年
フレッド・ヘミングスが、ハレイワ、サンセット、パイプというビッグウェイブの3つのサーフポイントで競う「トリプルクラウン」を開催。初代チャンピオンはマイケル・ホー
1986年
エディ・アイカウ・メモリアルコンテストが開催。優勝はエディの弟、クラウド・アイカウ
1988年
ハービー・フレッチャーらがジェットスキーを使った世界初のトゥイン・サーフィンを行なう
1990年
レイアード・ハミルトンらは前代未踏の巨大波、マウイのジョーズをトゥイン・サーフィンでチャレンジスタート
1993年
デレック・ホーがASPワールドタイトルを獲得。ハワイアンとして初の世界一に輝く
1997年
日本人のハワイ渡航者がピークに。年間約220万人を超える
1998年
1月、マカハの女王レル・サンが47年の生涯に幕を下ろす
2000年
ウエストサイド出身のサニー・ガルシアが、14年のASP生活を経て、念願のワールドタイトルを獲得
2002年
アンディ・アイアンズがASPワールドチャンピオンに輝く。その後、2004年まで3連覇を成し遂げる
2004年
パイプライン・マスターズのタイトルをロコボーイ、ジェイミー・オブライアンが獲得
2004年
ノースチャージャーのベリー・デポリトが初のレディス・パイプラインコンテストを開催
2009年
ハワイ州ホノルルで生まれたバラク・オバマが第44代アメリカ合衆国大統領に就任
2011年
女性サーファーのカリッサ・ムーアがWSL女子ワールドツアー・チャンピオンとなる
2012年
ケリア・モニーツがWSLのロングボード・ワールドタイトルを獲得
2016年
ジョン・ジョン・フローレンスがWSLチャンピオンシップ・ツアーで年間チャンピオンのタイトルを獲得。翌年も年間チャンピオンとなる
2017年
3年をかけて4万マイル以上の世界一周航海をしていたホクレア号がアラモアナ・ビーチパーク内のマジックアイランドに帰還