独特のタッチでハワイのサーフシーンを描くのは、ハワイを代表するサーフアーティスト、ヘザー・ブラウンさん。”現代サーフアートの産みの母”と米紙ロサンゼルス・タイムズでも呼ばれるほど、サーファーだけでなくハワイ好きの人ならば知る人ぞ知る存在です。
自然が豊かな南カリフォルニアで芸術家や工芸家の家族に囲まれて育ち、幼い頃から自然やアートが身近だったヘザーさんは、ボートの船長やダイビングの指導員として働きながらハワイ大学マノア校にて美術学部を専攻。活版印刷やシルクスクリーン印刷、木版画、エッチングなど昔ながらの美術技法を専門的に勉強していたことから、彼女の独特の作風が生まれたことが伺いしれます。