サーフアーティストの紹介~千野豊(Yutaka Chino)~

2022.11.01

千野豊(Yutaka Chino)

ハワイらしいモチーフと愛らしい癒やされキャラクターが特徴的なWIMINIのグラフィックデザインを手掛けるのは、東京都出身、ハワイ在住歴29年の日本人デザイナー、千野豊(ちのゆたか)氏。

自身の趣味であるサーフィンやフィッシング、ハイキングを通してインスパイアされたハワイの自然を、70年代のアメリカンポップアートやアドバタイジングキャラクター風に表現したグラフィックTシャツブランド、WIMINIが誕生したのは2007年のこと。

1999年よりバスフィッシングとネイチャーガイドのツアーを催行する傍ら、独学で学んだスクリーン印刷でフィッシングガイドの顧客に販売するTシャツを作り始めたのがきっかけだったそうです。

WIMINIとは、ハワイ固有種の鳥、ミツイスイドリのハワイ語IIWI(イイヴィ)とNature-Mindedの頭文字のNとMを組み合わせた千野氏考案の造語だそう。

メイド・イン・ハワイとUSAにこだわったアイテムは、米国内の縫製工場でカスタムのブランクを生産し、自身が手掛けたグラフィックデザインはもちろん、太陽光を使った版の製作からプリントまですべての工程を千野氏がひとつひとつ丁寧に作り上げています。現在ではTシャツだけでなく、トートバッグやマグカップなどファン待望のライフスタイルアイテムも揃え、他社とコラボした限定デザインなどもハワイ各地の人気ショップで手に入れることもできます。

2018年にオープンした店舗と工房を兼ねたWIMINI STUDIOを訪ねると、工房で作業している千野氏に会えるのも魅力のひとつです。

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