日本人サーファーの紹介

2022.12.24

Kanoa Igarashi 五十嵐 カノア

1997年10月1日生まれ。
カリフォルニア州ハンティントンビーチで父親のサーフィン姿を毎日眺めて育つ。3歳の時、見ているだけでは満足できなくなり自らも始める。すぐに才能を開花させサーフィン界の注目を集めるようになった。
2009年、11歳の時、NSSA(National Scholastic Surfing Association)主催の大会で、1シーズン中の最多勝となる30勝という驚異的な記録を打ち立てる。
2012年、USA Championship U-18を史上最年少の14歳で優勝。
2016年、史上最年少、アジア人で初めて、プロサーフィンの世界最高峰、WSL チャンピオンシップツアー(CT)2016に参戦し、2017年には、地元ハンティントンビーチで開催されたWSL Vans US Open(WSL QS10000)で優勝する等、着実にその実力を発揮している。
2019年には、CT第3戦の「Corona Bali Protected」でアジア人初の優勝を成し遂げた。
サーフィンが初めて正式種目となった2021年の東京オリンピックでは、銀メダルを獲得。2024年のパリオリンピックに向けて、更なるタイトルと波を求め海外転戦を続ける。

マネージメント会社:IMG Japan

主な実績・記録
2022年:WCT Hurley Pro Sunset Beach 準優勝
2021年:東京オリンピック 銀メダル
2019年:WCT Corona Bali Protected 優勝
2018年:WSL Qualifying Series 3000 - Pro Santa Cruz2018 優勝
2017年:WSL Vans US Open of Surfing 優勝
2016年:WCT Billabong Pipe Masters 準優勝
2012年:USA Championship U-18 最年少優勝
2010年:NSSA全米ナショナルチャンピオン獲得
2009年:NSSA年間最多優勝回数 30勝達成

https://imgjapan.com/athlete/kanoaigarashi/

©ハワイ州観光局


Amuro Tsuzuki 都筑 有夢路

Photo by S. Yamamoto

2001年4月5日生まれ。
神奈川県藤沢市育ち。父親と兄の影響で、11歳からサーフィンを始める。
2017年、16歳よりWSLの試合に出場する為、世界を転戦し始め、同年、WSLジュニア「Ichinomiya Isumi Pro Junior Surfing Governor’s Cup」で初優勝を飾る。

2019年、オリンピック会場でもある釣ヶ崎海岸で開催された「WSL QS1000 Ichinomiya Chiba Open」で、QS初優勝。同年9月、スペインで行われた「WSL QS10000 ABANCA Galicia Classic Surf Pro」にて、日本人女子初の優勝。11月には、台湾で行われた「2019 WSL World Junior Championship」で、初出場にしてアジア人初の、WSLワールドジュニアチャンピオンとなる快挙を成し遂げた。

また、2019年9月の「ABANCA Galicia Classic Surf Pro」の優勝により、一気に世界ランキングを上げ、2020年、(WSLに変更以降)日本人女子初となるWCTへのクオリファイを果たすことになる。2021年にはサーフィンが初めて正式種目となった東京オリンピックで銅メダル獲得の快挙。

現在は、湘南と千葉を拠点に活動をしており、ワールドタイトルを目標に益々成長を続けている。

マネージメント会社:IMG Japan


MABO マーボー (小室 正則)

1948年
藤沢市辻堂に生まれる

1965年
17歳の時にサーフィンに目覚める。

1967年
全日本ジュニア選手権にて2度優勝。
19歳の時にマーボーショップを開業。

主な実績・記録
1967年:全日本ジュニア選手権にて優勝 2回
1971年 :ハワイ(ハレイワ)で日米親善サーフィン大会を主催 ハワイ名誉市民賞(タウンアンドカントリー賞)を受賞
1992年:JPSAロングボード部門 優勝1回 世界プロサーフィン選手権 入賞(5位)5回

1971年
23歳の時、サーフィンの神様『ジェリーロベス』とめぐり会い、あの稲妻マーク『ライトニングボルトブランド』を日本に導入し、一世を風靡する。
また、ハワイ(ハレイワ)で日米親善サーフィン大会を主催、以後同大会をマーボーの名前を冠にした『マーボーロイヤルサーフィン大会』と命名され、その後、23年間の長きにわたり、世界的に有名なプロサーファー達を輩出する。
また、この功績により、ハワイ名誉市民賞(タウン・アンド・カントリー賞)を受賞する。

1992年
有限会社 マーボーロイヤル を設立し、『マーボーロイヤルハワイ』の名称でサーフブランドの商品展開を開始。同年、JPSA (日本プロサーフィン連盟)の設立に尽力をつくす。
JPSA内のロングボード部門を設置し、初代理事長に就任。
JPSAロングボード部門優勝
世界プロサーフィン選手権5回入賞(5位)
数回にわたり、テレビ出演等もあり日本はもとより世界のサーフィン界のお祭り男として有名を馳せる。

湘南辻堂 「まーちゃんねる」プロジェクト
https://www.youtube.com/channel/UCU3aAl0hxrndrKvPokv9oPg

主な実績・記録
1967年:全日本ジュニア選手権にて優勝 2回
1971年 :ハワイ(ハレイワ)で日米親善サーフィン大会を主催 ハワイ名誉市民賞(タウンアンドカントリー賞)を受賞
1992年:JPSAロングボード部門 優勝1回 世界プロサーフィン選手権 入賞(5位)5回


Takayuki Wakita 脇田 貴之

1971年12月12日生まれ。神奈川県藤沢市出身のプロサーファー。世界で最も美しく危険な波、パイプラインに自分の名前を刻んだ唯一の男。また、二児の父であり、プロサーファーの息子と娘、そして妻を含め一家全員サーファー。ハイシーズンである冬になるとハワイに拠点を移し、パイプラインに全身全霊をかける生活は、現在に至るまで約30年に及ぶ。

主な実績・記録
1992年:世界選手権フランス大会 オープンメンズ 9位 同年JPSAプロテスト合格
1997年:マリブクラシック優勝
1998年:JPSAオールジャパンプロ優勝
2000年:JPSA バリ ウルワツ Alohaガルーダインドネシアカップ優勝、JPSA ムラサキビッグウェーブチャレンジ優勝
2002年:ASP WQS3000 プラネットアースプロ優勝
2011年:バリ リップカール パダンパダンカップ トライアル優勝
2007年〜2018年:エディアイカウインビテーショナル 招待選手
2009年:出場 21位
2016年:出場 12位 パイプラインとタヒチのティアフポで、パーフェクト10ポイントを獲得1993年くらいから世界中のサーフィン雑誌で自身の写真が表紙や見開き、ポスターに数多く掲載
2010年:アースアワード受賞


Kasuya Shuji 糟谷 修自

1961年1月1日生まれ。
日本を代表するレジェンドサーファー。1982年21歳でフプロデビューして以来、日本国内のみならすず世界を舞台にスタイリッシュなライディングで注目を集め、日本人初の世界に通用するフプロサーファーとしてのポジションを築く。
いち早くカリフォルニアに飛ひび出し、一流選手と交ざってスキルを磨きつつ、培ったネットワークで日本のサーフィン界の発展に大きな功績を残した。1986年より活動の拠点をハワイ州オアフ島に移し、現在は世界基準の若手育成に注力し、コーチングの面でも世界的に賞賛を浴びている。

主な実績・記録
1989年:JPSAショートボード グランドチャンピオン
1990年:JPSAショートボード グランドチャンピオン


Shino Matsuda 松田 詩野

2002年8月13日生まれ。
実家が海岸に近くにあり、両親がロングボード・ボディボードをやっていたことから、自然とサーフィンをやるようになった。
小学生になる頃、サーフショップに体験に行ったことをきっかけにサーフィンをスタート。
初日にすぐに波乗りをマスターして、一瞬の感覚に取り憑かれた彼女はサーフィンにのめり込んでいく。
10歳から大会にも出場し始めると、全国にサーフィンを通した友達が増えていき、更に活躍して行きたい!と感じる様になった。
中学生になると一気に成長し、結果を手にした。
中学2年生の時には、NSA第51回全日本サーフィン選手権大会、第34回全日本級別サーフィン選手権大会にて優勝を収めるなど、アマチュア4大大会のうち、2大会を制覇する。
また、JPSA (日本プロサーフィン連盟) でも満点を叩き出し、日本プロサーフィン連盟 (JPSA) 公認プロ資格を取得した。日本プロサーフィン連盟(JPSA) 公認プロ資格を取得した。中学3年生になる頃、プロ転向を決意し世界ツアーへの参戦を決めた。プロ転向後は、苦労の時期もあったが、2018年オリンピック会場で開催されたWSL 一宮千葉オープンで優勝を飾り、ISA世界ジュニアサーフィン選手権 U-16で準優勝を果たし、団体では優勝も手にした。

2019年5月に初めて開催された、日本選手権ジャパン オープン オブ サーフィンでは、初代女王に輝いて日本代表にも選出された。同年9月世界選手権である、ISA ワールドサーフィンゲームスでアジアでの最高位を記録し、国内唯一の東京2020オリンピックにおける条件付き出場権を入手したことで注目される存在となった。

そのビジュアルからは想像できない、ダイナミックで攻めたライディングと冷静な試合運びは、誰もが虜になる国内トップサーファーの一人だ。笑顔が素敵な松田誌野選手の更なる活躍に期待したい!

マネジメント会社:株式会社ケイズプロジェクト

主な実績・記録
2016年:WSL Women’s Qualifying Series JAPAN リージョナルチャンピオン
2017/2018年:WSL JAPAN ウイメンズジュニア年間チャンピオン
2018年:WSL #24 QS1000 「Ichinomiya Chiba Open」 優勝、ISA World Junior Surfing Championship U-16 Girls 日本代表/個人 2位、団体 1位
2019年:「第1回 ジャパンオープンオブサーフィン」 優勝、ISA 「ISA World Surfing Games」 アジア最高位獲得※2020東京オリンピック 条件付き内定獲得
ISA 世界選手権 日本代表(2019年/2020年)
日本サーフィン連盟 2019/2020年度 強化A指定選手
2020TOKYOオリンピック 条件付き内定獲得
2020 JPSA特別戦 「さわかみ チャレンジシリーズ 鴨川」準優勝
2020「第2回 ジャパンオープンオブサーフィン」4位

©BILLABONG


Sara Wakita 脇田 紗良

2002年10月10日神奈川県藤沢市生まれ
13 歳でプロテスト合格
2017年、JPSA ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞
2018年よりワールドツアー参戦
2019年オリンピック強化指定 A 選手

<ランキング推移・WSL>
2016年 95 位
2017 年 147 位
2018 年 56 位
2019 年 13位

主な実績・記録
2017年:JPSA /夢屋サーフィンゲームス田原オープン/優勝 ・WSL Minami Boso Junior Pro 準優勝、JPSA ジャパンプロサーフィンツアーショートボード第 1 戦 3 位、一宮 いすみ プロジュニアサーフィン 千葉県知事杯 3 位、JPSA ジャパンプロサーフィンツアーショートボード第 6 戦 3 位、WSL Ise Shima Pro Junior 準優勝、JPSA ジャパンプロサーフィンツアーショートボード第 8 戦 3 位、Women's Junior Tour Rankings Asia 2 位
2018年:Flight Centre Burleigh Pro 準優勝、JPSA ジャパンプロサーフィンツアー 2018、ショートボード第 6 戦サーフアイランド種子島プロ優勝、WSL Ise Shima Pro Junior 2 位、JPSA ジャパンプロサーフィンツアー、ショートボード第6 線 新島 優勝、VISSLA ISA WORLD JUNIOR SURFING U 16 日本代表 3 位
2019年:WSL Sisstrevolution Central Coast pro QS3000 準優勝、WSL sydney womens pro QS6000 5 位、宮崎日向 pro QS3000 5 位、WJC ジュニアチャンピオンシップ 優勝


Monnojo Yahagi 矢作 紋乃丞

2003年4月27日生まれ。
幼少期よりBILLABONG よりサポートを受け、意欲的にBillabong blood line tour を中心に海外の試合を転戦し好成績を残す。
2016年よりオリンピック強化指定選手に選ばれ、型に捉われず見る人を飽きさせない攻めるサーフィンを武器に世界を目指す選手。

主な実績・記録
2014-2016年:WSL JAPAN tour / U12 年間チャンピオン
2016年:RIPCURL GROM SEARCH U-14(オーストラリア) 3位
2017年:TAJ’S SMALL FRIES U14(オーストラリア) 準優勝、PARKO’S GROM STOMP U14(オーストラリア) 準優勝
2018年:Hurleyプレゼンツ志田下オープンU16 優勝、リセットハウスプレゼンツ仙台new port beach cup U18 優勝、茨城波崎サーフィンゲームスU16優勝
2019年:Billabong Keiki classic (ハワイ)U17 優勝、JOC Junior Olympic U16 優勝、WJC ASIA CHAMPIONSHIP U18 3位、ISA ワールドジュニアチャンピオンシップ U16日本代表、WSL ワールドジュニアチャンピオンシップ U18アジア代表
2016-2020年:NAMINORI JAPAN 強化指定選手


Taichi Wakita 脇田 泰地

1998年9月20日生まれ。
日本が世界に誇るパイプライナーの脇田貴之の長男。父親のDNAを引き継ぎ、ノースショアでの実績を積み、その階段を一歩づつ着実に登り始めている。

株式会社ハンディ所属

主な実績・記録
2014年:Duke Kahanamoku Memorial 優勝
2014年:HSA Hawaii State Championship 2位
2014年:NSSA Hawaii Regional Championship 2位
2015年:プロテスト合格
2016年:JPSAルーキーオブザイヤー受賞、World Junior Championship 日本代表
2018年、2019年:Wave of the Winter ノミネート、Da’Hui Backdoor Shootout 日本代表

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