ことごとくクローズでも大丈夫！ハワイで過ごすクリスマスの日

街中がクリスマスのデコレーションで賑やかになる12月。クリスマスの日にかけて、ワイキキで過ごす方も多いのでは？クリスマスと言えば、ハワイでは家族で過ごすもの…ということで、アメリカ本土の大学や会社に通う家族がハワイに戻り、教会に行ったり、家族水入らずの時間を持つのが一般的。さながら、初詣に行く、日本のお正月のようです。そんなハワイで過ごすクリスマス。どんな楽しみ方があるのか、注意しないといけないことは何か、ご紹介いたしましょう。

クリスマスの日(12/25)は、アメリカ合衆国の祝日の中でも特に重要な日となっていて、モールや博物館などミュージアム系の施設、多くのお店がクローズとなります。オアフ島では、アラモアナ・センター、イオラニ宮殿、ビショップ・ミュージアム、ポリネシア・カルチャー・センター、クアロア・ランチ…と、観光スポットは、ことごとくクローズです。クリスマスの時期に観光でハワイを訪れる方は、クリスマス当日をどう過ごすかが悩むところではないでしょうか。

ビーチでゆったりと過ごしてみたり(南国ならではの12月の過ごし方ですね！)、のんびりワイキキを長距離散歩するのもいいですし、また、地元の人々がするように、時間をかけて食事を準備したり、食べたりするのもいいですね。(筆者としては、これを推奨します！)

クリスマスの日は、地元の人々が家族で外食したり、観光客にとっても、行ける観光スポットが少ないこともあるからか、レストランがあっという間に満席になります。そのため、この日に外食される方は、できるだけ早い時期の予約が必須です。クリスマスの特別メニューを用意しているレストランは、特に早めにご予約を。

タイムシェアやコンドミニアムなどのご宿泊で、キッチンが使えるようであれば、レストランやスーパーマーケットが売り出す「ホリデー・ミール・セット」を使うのも手です。

メインの大きなプライム・リブやハムに、副菜やデザートがセットになって、オーブンなどで温めるだけで食べられるようになっています。例えば、スーパーのフードランドが売り出す「ホリデー・ディナー：プライム・リブ」は、4～6名分で$119.99。お部屋で外食気分が味わえます。こちらは事前予約制で、23日または24日にお店で受け取ります。アラモアナ・センター内にあるフードランドでも受け取り可。助かりますね！

カハラモールのお向かいにあるスーパー「カハラMKT」では、コンドミニアム滞在時の食事作りに便利な、個別包装の食材がタップリ充実。野菜など、無駄なく使い切れるのも嬉しいところです。主菜・副菜の食材がセットになったものもあるので、せっかく付いているキッチンをフル活用しての「ハワイでクッキング」体験も、いい思い出になりそうですね。

華やかな街並みを歩きながら、それぞれのホテルに飾られているツリーを比べてみるのも楽しい12月のワイキキ散策。ツリーのデコレーションには、そのホテルのある場所の歴史や思いが込められているものも多いので、謎解きのようなアプローチでツリーを眺めてみては？

モアナ・サーフライダー,ウェスティン・リゾート＆スパにて、歴史あるシャンデリアと共に見るツリー…

シェラトン・プリンセス・カイウラニにて、王族のシンボル「カヒリ（羽の飾りがついた棒）」と共に見るツリー…

アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾートの、海に関するハワイの文化が詰まったツリー…
どのツリーも、本当に素敵です。

シェラトン・ワイキキは、毎年違ったサンドアートで人々を楽しませてくれています。一見、サンタクロースとエルフ達が、ジンジャーブレッド・ハウス（お菓子の家）を作っている姿に見えますが、さて、このサンドアートの中に「ハワイ」をいくつ見つけられますか？

クリスマスの時期は、夕日が落ちた頃からのドライブも楽しく、ライトアップされたイオラニ宮殿や、電球で飾られた木々やディスプレイを見ながら走れる貴重な時です。

鮮やかに彩られた街を、2階建てトロリーで案内してくれるのが、ワイキキ・トロリーの「ホリデー・ライツ・ツアー」です。旅行中は自ら運転をされない方でも、ライトで飾られた建物や木々を楽しめるようになっているこのツアーは、クリスマス当日も行っています。

観光地やお買い物スポットが休みとなる、ハワイのクリスマス当日。事前準備をしっかりしておくと、いろいろな形で楽しめそうです。静かな25日を過ごした後、翌日の26日はモールもフル回転でセールが始まります。街のディスプレイも、モールも賑やかなクリスマスの時期のハワイ。南国のクリスマスを、ぜひ体験してみてください。