ハワイの5/1は、メイ・デーではなく、レイ・デー。1929年以来、ハワイ州公式のレイを祝う日となっています。なぜならば、レイは、ハワイのカルチャーのひとつであり、アロハスピリットと表現するものだからです。
レイ・デーには、レイをプレゼントしあったり、各島でレイにまつわるイベントが開催されます。各島には、レイの花や色が決められています。
オアフ島は黄色でイリマ、モロカイ島はグリーンでククイ、マウイ島はピンクでロケラニ、ラナイ島はオレンジでイエローがかったカウナオア、カホオラベイはグレイでトップがシルバーグレイのヒナヒナ、カウアイ島はパープルでモキハナ、ニイハウ島は白でシェル。(ニイハウだけは植物ではないのです。。)
また、ロマンチックなハワイのミュージシャン達は、「レイ」にまつわる曲を沢山作っています。先日のメリーモナークフェスティバルのフラコンペティションで最高得点賞をとったハーラウ・フラ・オ・ナー・カマレイを率いるクムであり、大御所ミュージシャンのロバート・カジメロの秀作曲「マイ・スィート・ピカケ・レイ」は、日本のフラコミュニティにもハワイアン音楽ラヴァーにも好まれる曲で、番組宛にリクエストを受けることも多いです。
ピカケは、ジャスミン。芳香性のある可愛い小さな花で、レイにもよく使われます。写真はピカケにコバラをあしらったレイ。
曲は、愛する人をピカケのレイに例えて歌っていますが、その香りといい、その可憐な花の形といい、レイをはずした後も、その愛する気持ちが残像として残るほどの印象深い、「永遠の愛」を表現していると思います。
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