ハワイ島270号線を車で北上、コハラ地区をドライブ。
「ここにヘイアウを作れば、ハワイを統一できる」というお告げに従い、カメハメハが作った巨大なプウコホラ・ヘイアウまでは、溶岩大地にうっそうと草木がはえるという広陵とした景観が続きますが、カヴァイハエ港を過ぎると大草原のグリーンベルトが長々と繋がる景観となります。ハワイ島の地図を開くと北に突き出た大きい半島の左側がこの道路(270号線)です。
ドライバー席から左をみると、グリーンベルトの向こうには青々とした大海原が広がり、この「緑と青」の景観は長々と続きます。まるで大陸にいるような雄大な清々しい気持ちになります。
その草原の突端に、写真のカメハメハのバースサイト(カメハメハ生誕の地)とハワイ最古と言われているモオオキニへイアウがあります。
カメハメハ大王の生誕については諸説がありますが、彼が生まれた日は落雷が鳴り響き、ハレー彗星(ココイキ)が輝いていたと言われているため、1758年と推測されています。また、ハナからからコハラに向かうカヌーの上で生れ、上陸するやいなや、母親のケクイアポイワがバースサイトでお産の身体を休ませ、産み落とされたベイビー、カメハメハは、モオオキニヘイアウで、将来、ハワイを担うであろう勇者としての祈祷を受けたとも言われています。
実は、カメハメハ大王にゆかりのあるこの史跡を訪ねたとき、この「マイカイ・マカニ・オ・コハラ(コハラの清々しい風)」が、自然と頭の中に流れてきました。
コハラの乾いた風は雄々しくて、何かを予感させるような風なのです。将来、ハワイを統一するであろうと予言されたカメハメハベイビーも頰で感じた風、250年経っても変わらないんだろうな、、と思ったらさらに神妙な気持ちになりました。
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