美しい山と歌われる「ハレアカラ・フラ」。1941年のカメハメハデーのフローラルパレードのマウイ島の山車で演奏するために、アリス・ナマケルアが書いた曲で、今や、フラソングの定番曲ともなっています。
西マウイにそびえ立つ、標高3055メートルの「ハレアカラ」の意味は「太陽の家」。ハワイ州の国定公園のひとつで、頂上近くまで、レンタカーで登る事ができます。
ハレアカラ中腹に雲がかかっているように地上から見えても、その頂上は雲の上なので、ヘアピンカーブが連なる山道をドライブしていきますと、8合目辺りからは、文字通り、「太陽の家」らしく、「太陽に近い場所」と肌で感じる位、太陽の光線をじりじりと感じます。しかし、肌に感じる風は、ソフトで涼しく、この曲の歌詞通りです。
ハワイ州の中で、唯一、神話にでてくる神様の名前がつけられている島「マウイ」。マウイは、半神半人で、とても優しくて力持ちの神様と言われています。伝説の中では、人々が、空が低くて、息が苦しいというと、マウイが「ええっ!やっ!」と空をおしあげたり、「太陽の動きが速くて、作物が育ちにくい。何とかしておくれ」と農民から頼まれると、ハレアカラに住む祖母に太陽の捕まえ方を教わり、ハレアカラ山から太陽に縄をかけ、ゆっくり動くように太陽に約束をさせたというのもマウイにまつわる武勇伝的な神話です。
ハレアカラナショナルパークの入り口にたっている看板には、雄々しいマウイのイラストも描かれているので是非、ご覧下さい。
また、ハレアカラに行かれる際は、運転には十分気をつけて下さい。山道運転に自信のない方は、現地のガイド付きツアーをおすすめします。サンライズ、サンセット共に、まさに、この世のものとは思えないと感じるほど、ハワイの神話を彷彿させるような絶景です。
マウイ島在住のクムフラ、エンジェルボイスのアーティスト、ULUWEHI GUERRERO のHALEAKALA HULA は↓