ワイキキビーチウェオークの1階にあるパークウエストファインアートミュージアム&ギャラリーでは、きらめく色彩と大胆な筆致で人気のアーティスト、ピーター・ マックスをフィーチャーした巡回展示「ピーター・マックス:50 Years of Cosmic Dreaming」を開催中です。
想像力豊かなポップアーティストとして活動を開始したピータ ー・マックスは、時を経て新表現主義の巨匠となりました。今でもアメリカ文化の中心的存在として大きな人気を博していま す。そのキャリアは幅広く、6 人のアメリカ大統領のために絵を描いてきたほか、2006 年冬季オリンピックのアメリカチー ムの公式アーティストを務めたり、ワールドカップ、全米オー プン、スーパーボウル、ウッドストックなどでアートを担当するなど、その活躍しています。絵画、デッサン、エッチング、リトグラフ、セリグラフ、コラージ ュ、彫刻など、さまざまな手法を駆使して芸術的な才能を発揮。60 年代には、彼の 特徴であるコスミック(宇宙的)なスタイルを確立し、グラフィック作品から絵画へと技法を移し、よりソフトで多様な色調、より幅広く、より質感のある筆致を追求しました。
パークウ エストハワイのディレクターの Arturo Torrez は「ビビッドな色彩感覚と大胆な筆致で、彼は過去 1 世紀で最も認知度の高いアーティストとなり、ポップな絵画やグラフィック作品は、一つの時代を築きました。パークウエストは、ピーター・マックスのアート作品を地球上で最も多く収蔵しているギャラリーです。」と述べています。