ハワイは一足お先に夏休みに突入しました。ハワイの人々が今最も行きたい場所が日本。円安も手伝って私のまわりでは友人、知人、ご近所さんとまあ毎週のように誰かが日本各地へ旅立つ。私も帰省したくてうずうずしているところに、ハワイアン航空が福岡便を復航のニュース。地元大分へ帰国する近道フライトのなにが嬉しいって、空港到着後の移動の少なさ、荷物が多くても迎えにきてくれた友人の車に乗せるだけ。お土産をたんまり持って帰って配りまくる喜び。ハワイが遠い異国になっている友たちに、ハワイを今一度思い返してもらわねば!と使命に燃える在住コーディネーターが、がちで選んだお土産を一挙ご紹介します。
在住コーディネーターが、がちで持って帰るハワイ土産
2023.06.16絶対に喜ばれる定番と最新の6選!
The Kahala Hotel シグネチャー・シン&デリケート グルメ・パンケーキミックス
1964年の創業以来、カハラホテルの看板メニューとして君臨する「シン&デリケート・パンケーキ」。薄いパンケーキをくるくると巻いてお皿に盛り、メープルバターをたらり。アメリカンなそれとは一線を画す優雅なパンケーキは、創業当時、カハラホテルのキッチンで働くシェフたちの多くがヨーロッパから来ていたことから生まれ、現在も変わらぬレシピで愛されています。2014年、ホテル内にロゴショップ「Signature」がオープンする際に開発されたのが自宅で作れるパンケーキミックス($18 約16枚分)。
そして、今年5月、ロイヤルハワイアンセンターにも支店がオープンし、今ではワイキキでも購入することができます。カハラホテルのお土産といえばマカダミアナッツチョコレートが有名ですが、どうしてどうして、このパンケーキミックスは隠れた超人気商品。知名度はチョコレートほどではないのですが、知っている人の爆買いが尋常じゃなくて売り切れる。店内で見つけたら、まずパンケーキミックスをカゴに入れてから他のものを物色しましょう!
作り方も日本語で丁寧に添えられているのでご安心を。ここのパンケーキファンが私の友人にはとても多い。その誰もがお料理好きというのも、おいしさを証明しています。
Jules & Gem Hawaii カーフレッシュナー
ハワイの香りをたくさん取り揃えているホームフレグランスカンパニー。キャンドルやディフューザーからスタートし、今ではアイテムも香りも増えて躍進がとまらない。一番人気のピカケのディフューザーは私も自宅で愛用して数年経つし、キャンドルは贈り物として重宝している。
でも、今年の誕生日にフラワーアーティストの友人からプアケニケニのカーフレッシュナーをいただいて、感動!アメリカに昔からある紙に香りを染み込ませてある車専用の物。今でもホームセンターで売られていますが、それがここのは全てハワイの香りで優しくとってもいい匂い。風を感じる運転中にふわりと香るハワイに、ハワイ好きはきゅんとするに違いない。車を運転しない友人は扇風機近辺で垂らしておいてもらおう。軽くて小さなハワイの香りは種類も豊富で$8と買いやすい価格、ばらまきにもぴったり!
https://www.julesandgemhawaii.com
購入できるのはこちら https://www.tentomorrow.com
Island Vintage Coffee 100%コナ・インスタント・コーヒー
コーヒー好きの我が家。特に父は昔からコーヒーが大好きで、料理などしない九州男児ですから、適温のお湯を注ぐだけでおいしくできるこれを毎回帰国の度に所望される。ワイキキのカフェでいただく至極の1杯が大分の実家で蘇る、元は船乗りのくせにハワイにしか興味がない父の日常の小さな楽しみなのです。
アメリカで唯一コーヒーの産地であるハワイ。その中でもハワイ島のコナコーヒーは高級かつ貴重品、昨年はコーヒーが不作だった為、一段とその価値は上がっている気がします。そんな高級コーヒーにひと手間を加えねばならぬインスタントコナコーヒーを$16(50g 約8杯分)で作ってくれているアイランド・ヴィンテージ・コーヒーに頭が下がる思いで毎回ありがたく購入しています。これがあれば母も楽だしね。
Sweet Brown Hawaii レモンピールのキャラメル
私が初めて見つけた時は、まだまだ誰も知らない存在でしたが、あれよあれよと人気になったスティーブさん、ルイコさん夫妻が全て手作りするキャラメル。定番のハワイアンシーソルト、バニラ・マカダミアナッツ、ハワイアンコーヒーなどは一度は食べてほしい逸品ですが、新たに加わったレモンピールキャラメル(6個入り$8)を今回はお土産に。だって、昨年もお土産にしているし、新商品を持って帰りたい。そしてなにこのパッケージ可愛すぎない!!
Kelsie Daynaさんのオリジナルデザインで、ほっこりハワイの雰囲気が全面に。ハワイ生まれの彼女の作風はレトロでとてもあたたかい。キャラメル夫婦のハワイ愛は熱いほど。キャラメルが溶けちゃうんじゃないかしら?といつも心配になるほどです。
https://sweetbrownhawaii.com
購入場所はインスタグラムをチェック @sweetbrownhawaii
An Di Dzo チリガーリックオイル
ハワイ在住者でも知っている人はほぼいないかも。そして、これを日本へのお土産にしている人は、控えめに言っても、私が初ではないかと自負しています。ワードにある映画館横にニューオープンしている「アン・ディ・ヨー」はチャイナタウンにある「クーロンツー」の姉妹店で、少しおしゃれなベトナムレストラン。
どのベトナム料理店でもオリジナルのホットソースやガーリックオイルなどをテーブルに置いてあり、フォーを食べる際に自分で好きに入れて楽しむのですが、だいたいどこも似たような味。それがここのチリガーリックオイル($8)は全然違う!ガーリック、生姜、ネギに加えて小さく刻んだ油の熱したところへレモングラスを大量投入。風味がぐっと増し、とても再現できない味になっている。鍋のタレにしてもよし、チャーハンに入れてもよし、もちろんフォーには言わずもがなですが、ラーメンにも合う。私は時間がない時、ご飯にかけて食べています。全くハワイ感がない容器なので、蘊蓄と共に渡す予定。
Halm’s Enterprise ハワイアンBBQソース
友人たちがハワイへ遊びに来ると、マノアのヴィンテージハウスでBBQを開催します。その時に誰もがおいしい〜と声をあげて喜ぶ秘伝のソースがこれ。カルビやステーキ肉をこのソースに数時間漬けるだけで、ちょっと甘い濃厚なハワイ風バーベキューとなる優れもの。薄い肉で焼肉パーティーの際には、これをつけだれにしてもいい。家用には巨大ボトルで購入していますが、お土産用にはだいたいどこのスーパーでも買えるこのミニサイズ($3.99 355ml)を。棚から手に取った瞬間にまずカルチャーショックを受けるはず。
大概の場合、ちょっとべたべたします。ハワイですからね、入れ方雑なのよね。先に紹介したチリガーリックオイル同様、タレものは液だれが最重要課題。スーツケースの中でこれらの液体が漏れた日には途方にくれる、どころか大惨事。私は前に友人から伝授された方法を採用しています。まず蓋部分をテープでぐるっと巻き、ラップで包んでからジップロックへ。
食いしん坊仲間たちの喜ぶ顔を目に浮かべながらのこの作業、嫌いじゃないんです。
https://donquijotehawaii.com ほか各スーパーで購入可能
ここで紹介しているお土産は私が今回の帰国で持って買える3分の1ほど。もっと読みたい、知りたいという方はぜひCREA WEBもチェックしてみてください。
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