ハワイ島でいちばん美味しいと噂のフードトラック!人気メニューを完全紹介(後編)

2023.10.10

 ハワイ島でいちばん美味しいフードトラック"O'z Kitchen" をご紹介した【前編】記事では、毎朝スライスしている薄切り牛肉で作る牛丼、こだわりの唐揚げ&トンカツ、そして自家製ソースの焼きそばをご紹介しました。

 【後編】では美味しすぎるビーガン対応のカレー、驚きのカリフォルニアロール、そして珠玉のたい焼き、自家製フレッシュフルーツソースのシェイブアイス、の4品をご紹介します!

こちらがトモさん郁生さん夫妻とトシさん

ハワイ島でいちばん美味しいフードトラックはココ!お値打ちすぎる極上フードに老若男女が集うハワイ島の台所【前編】はコチラ

第四品目、カレー

 こちらCurry Rice(カレーライス)はなんとビーガン対応! 肉や魚介類のほか、卵製品や乳製品、蜂蜜を含めた動物性食品を一切使用していません。このカラッと暑いハワイ島の気候に合うスパイシーなサラトロ系カレーは、野菜の旨味が充分に引き出された上での、重層に薫るスパイスがなんとも癖になる味わいです。

 人参と香味野菜をブレンドして作られた自家製ドレッシングのかかったサラダときゅうりの浅漬け、そしてご飯がついた定食は$9、カレーのルーだけのアラカルトは$5。前編でご紹介したトンカツをつけたトンカツカレーでも$12と破格です。ちなみにこちらのとんかつソースもデミグラスソースをベースにした、なんと自家製。

 そもそもこちらのO'z Kitchenのお料理は、マックサラダにドレッシング、ソースに至るまですべて自家製です。ご夫婦である店主のトモさんと郁生さんは、日々微調整をしながらレシピを改良しているのです。

 「出来る限り、この島で誰もが入手できる材料で、極力シンプルに、お母さんが家族に毎日作る安心して食べられるような日常の料理を作りたいと思っています。そのため料理に使用するソース類は、ドレッシングを含めすべて手作りです。身体にも良く、安心して美味しく食べられる食事を提供していきたいです」そう言って微笑む郁生さん。

 この言葉に裏打ちされるかのように、こちらのフードトラックには、老若男女、すべての世代の人々が列をなしており、常連のお客さんも多く通われています。

第五品目、カリフォルニアロール

 こちらのCalifornia Roll(カリフォルニアロール)、いくらに見えますか? ちなみに某スーパーでは$12相当で売っているもの。これが、なんと$5! 企業努力が凄まじすぎて声を失うほどです。ハワイ島のさまざまなカリフォルニアロールをいただいておりますが、こちらのカリフォルニアロールは、口に入れた瞬間、全てがフレッシュ!新鮮!と瑞々しさが弾けます。

 一粒一粒が際立つ白米の透き通った甘み、一手間が加えられたカニカマサラダ、海苔の香ばしさと舌触りの良さ、新鮮なアボカドのミルキーな風味が渾然一体となり、1パックがあっという間になくなったので、もう1パック買おうとしたら売り切れていました。それくらい人気なので、見つけたら即買い必至です!

第六品目、週末限定たい焼き

 こちらTaiyaki(たい焼き)は、しっとりもっちり派にはたまらないモチモチっぷりが病みつきに! ハワイ島でこんなに美味しいたい焼きがいただけるとは……。

 皮がサクッとパリッと、中がモチモチなのでパリパリ派でも鞍替えすること間違いなしのこちらのたい焼きは、ANKO(粒あん)、CUSTARD(カスタード)、UBE(Purple Yam:紫芋)、Chocolate(チョコレート)の全4種類、各3ドルです。

 たい焼きの焼き方は2種類あって、“一丁もの”と呼ばれる型で1匹ずつ焼き上げるのが『天然物』。それに対して鉄板の型で一度に6連ものタイを焼き上げるのが『養殖物』です。 こちらはトシさんが注文を受けてから1匹ずつ丁寧に焼いてくれます。養殖だとこだわりの生地のパリパリが楽しめないため、敢えて時間のかかる天然にしているそう。

 小麦粉と餅粉だけを使いビーガン対応の生地はそれだけでも美味しいのに、中身のレベルがひとつずつ高すぎます! それぞれ別個の独立したスイーツとして、まさにこのたい焼きは、エンターテインメント。すべてこだわりの素材を最大限に活かし、ぞれぞれに違った味わいが楽しめるので、4匹購入して食べ比べるのが、一番オススメです。

第七品目、週末限定シェイブアイス

 最後にご紹介するのは、Shaved Ice(シェイブアイス)。単刀直入に申しまして、ここまで誠実なシェイブアイス、私はみたことありません。そしてこの美味しさも別格。

 新鮮なフルーツから作るフルーツソースをたっぷりかけて$5なんて、どこまで消費者に寄り添ったかき氷なのでしょうか……。いちごのフレッシュさと果肉感、つぶつぶまで感じられて、しっかりといちごの甘みが生きているソースは、いま思い出しても食べたいほど。しかもきちんと最後までおいしさが楽しめるように、二段階に分けてふんだんにかけてくれます。
 
 しかも私のような優柔不断カスタマーでも大丈夫! 何と無料でハーフ&ハーフにしてくださいます。私はいちごとブルーベリーにしてみましたが、本当にフレッシュな果物を、そのまま食べているかのような驚きと感動があります。さらには、練乳まで無料! どこまで消費者に寄り添(以下同)。

 メニューはSTRAWBERRY(いちご)、MATCHA(抹茶)、BLUEBERRY(ブルーベリー)、MANGO(マンゴー)、LEMON(レモン)の5種類。

 ちなみに前編の記事内でこちらのかき氷動画をアップしたところ1日で2000回再生されるという、注目度を叩き出していました。

 他にも自家製レモネード($3)、ソーダ($1.5)、オーガニック100%コールドブリューのコナコーヒー($4)などドリンクなども充実しています。

誠実に、地道に、おいしいをオハナに

 何から何まで規格外のフードトラック、O'z Kitchen(オーズキッチン)です。なぜO(オー)なのか、その由来には、いろんな意味が込められているそうです。

  • トモさん郁生さん夫妻の名字であるオキザキのO
  • トモさんの出身地である大阪のO
  • Ono (美味しい)のO
  • Ohana(家族)、お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、のO

 いかに周りの人を喜ばせるかを考えているか、そしてだからこそ、ここまで食材や味に誠実になれるのだと合点がいきました。

 トモさん郁生さん夫妻とトシさんによる、OずくしのO'z Kitchen、ぜひハワイ島まで来られたら足を運んでみてくださいね! トモさんが物心ついた時からというテーマカラーのOrange(オレンジ)色をしたフードトラックが、燦然と輝いてお待ちしているはずです。

【O'z Kitchen】
所在地:
79-7552 Mamalahoa Hwy, Kealakekua, HI 96750

営業時間:
月曜日 11時00分~16時00分
火曜日 11時00分~16時00分
水曜日 定休日(隔週水曜日休:詳細はインスタでチェック!)
木曜日 定休日
金曜日 定休日
土曜日 11時00分~16時00分
日曜日 11時00分~16時00分
(シェイブアイスとたい焼きは週末のみ提供)

電話: (808) 437-3193

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