ハワイのお土産ランキングの上位に入る「ライオンコーヒー」。ハワイでは、ABCストアをはじめ様々なお店で販売しているので、多くの人たちに親しまれているコーヒーブランドです。
ハワイで人気のライオンコーヒー。ライオンコーヒ好き必見!そのライオンの秘密を解いてみた
2023.09.27ハワイと言えば、ライオンコーヒー。その始まりは、実はハワイではない・・・
ライオンコーヒーの始まりは、オハイオ州
実は、ライオンコーヒーはハワイ生まれではないことはご存知でしょうか?
その始まりは、約160年も前の1864 年、オハイオ州トレドで誕生しました!オハイオ州トレド在住のウォーレン氏が、研究を重ね、コーヒーの焙煎に成功したのが、ライオンコーヒーの始まりです。
その後、1872年ウールソン・スパイス・カンパニーのオーナーであるアルビン・マンスフィールド・ウールソン氏が、ライオンコーヒーを買収し、ライオンを有名なプレミアム コーヒー ブランドに変えたと言われています。 彼は 1 ポンドの缶容器にコーヒーを詰めて、新鮮で品質よいコーヒーを販売し、大人気となったそうです。
ウールソン氏は、さらにライオンの紙人形、トレーディングカード、教育用ゲームなど様々なギフトと交換できるマーケティング・プロモーションをその当時から行っていたというビジネスマンだったそうです。1890年代には、ウールソン氏が高齢のため、ライオンコーヒーをアメリカン・ シュガー・カンパニーに売却しています。
1882年オハイオ州にあったライオンコーヒーの工場
なぜ、ライオンコーヒーがハワイのものとなったのか?
ハワイの起業家ジム・デラノ氏が、ハワイで高品質のコーヒーがないか探していたところ、ライオンコーヒーの古いポストカードを発見し、そのブランドと商標の権利が利用可能であることを知ったそうです。そして、オハイオ州トレドを訪問し、ライオンコーヒーの権利を購入し、ウールソン・スパイス・カンパニーが保有していた当時の文房具、ポストカード、商標などをすべて引き取り、ハワイに戻りました。
つまり、1979 年、ジム・デラノ氏が、ライオンコーヒーを買収したことで、ホノルルでライオンコーヒーの事業をスタートし、ライオンコーヒーは、ハワイに移転したのです。
7年連続受賞しているライオンコーヒー
ハワイでは、一躍有名なコーヒーとなりました。ハワイの新聞「ホノルル・スター・アドバタイザー」が毎年読者投票にて、「Hawaii’s Best」を選出していますが、ライオンコーヒーは、「Hawaii’s Best 2023」のコーヒー部門で第1位に選出されました。しかも、今回で7年連続の受賞。その人気は健在です。
なぜ、ライオンのキャラクター?
ライオンコーヒーが、なぜライオンをキャラクターに起用しているかというと、ライオンは、動物のなかで最も強いというイメージを持ち、「百獣の王」と言われています。そう、ライオンコーヒーは、コーヒーの王者になること願い、「ライオンコーヒー」と名付けられたそうです。
現在のライオンのキャラクターは、2018年、40年ぶりにリニューアルされ、2018年から新しいキャラクターにかわりました。新ライオンの頭の上には、ハクレイがあしらわれています。以前のライオンは、カリヒにあるショップ&カフェのエントランスで出会えますよ。また昔のパッケージの展示もあり、ライオンコーヒーの歴史にも触れられます。
以前のライオンのキャラクターはカリヒの店舗で出会える
以前のパッケージなどは、カリヒにある店舗に展示されている
ライオンコーヒー商品
ライオンコーヒーには、以下のような様々な商品があります。
- 100%コナコーヒー(金色のパッケージ)
- フレーバーコーヒー(バニラマカデミア
- チョコレートマカデミア、マカデミア、ヘーゼルナッツなど)
- クラシックライオン(オリジナルロースト、ゴールドローストなど)
- ライオンコーヒー・アンチオキシダント(緑のパッケージ)
- ライオンデカフェ(黒いパッケージ)
ライオンカフェ
カリヒにあるライオンコーヒーのショップ&カフェでは、様々なドリンクを堪能できます。カフェ営業時間は、平日の6時半~15時。そして休みは、週末、祝日です。
ライオンコーヒー好きに必見のロゴグッズ
マグカップ、エコバック、ステッカー、Tシャツ、パーカー、キャップなどのライオンコーヒーのロゴグッズもカリヒにあるショップでは販売しています。
カリヒにあるライオンコーヒーのショップ&カフェ
次回ハワイに行かれた際に、お時間ある際は是非ライオンコーヒーのショップ&カフェに行ってみて下さい。
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