世界のサンゴ礁を救うことを使命としている環境NGO団体コーラル・リーフ・アライアンス(The Coral Reef Alliance)は、2023年11月を「サンゴ白化啓発月間」と発表しました。
今年が初年度となるサンゴ白化啓発月間
世界中のサンゴは、乱獲、水質汚染、生息地の破壊など、いろいろな要素によって危険にさらされています。中でも注目すべきは、気候変動による海水温の上昇に伴い世界中で見られるサンゴの白化です。
日常で一人一人ができること
サンゴ白化の原因は、気候変動のほか、普段何気なく使っている日焼け止めもあります。日焼け止めに含まれる成分が海水に溶け出すとサンゴの環境、成長に影響すると言われています。ハワイ州では、2021年から、紫外線カット成分のオキシベンゾンとオクチノキサートが含まれる市販の日焼け止めの販売や流通が禁止されています。海に入る際には、これらの成分が入っていないミネラルベースの日焼け止めを使うことで、個人レベルでサンゴの保護に一役買うことができます。