皆さんは、ハワイでのアクティビティといえばどのような体験を思い浮かべますか?
サーフィン、SUPなどのマリンアクティビティやダイヤモンドヘッドでのハイキングなどが浮かぶ方も多いのではないでしょうか。実は、最近のハワイでは続々と新しいアトラクションが登場しています。
ここでは、最近スタートしたものや、まだあまり知られていないようなアトラクションなど、文化体験、ツアー、体験型アトラクション、自然体験の4つに分けてご紹介。バラエティに富んでいるので、これから初めてハワイに来る方も、リピータの方も必見です!
ツアーから自然体験まで!ハワイでの最新体験情報まとめ
2024.03.01最新文化体験!
キロハナ・フラショー
2024年2月スタート!
ワイキキでは初めてネイティブハワイアンの団体が主催するフラショー「キロハナ・フラショー」。会場はホノルル動物園の向かいにあるワイキキ・シェルで、メリモナークに出場経験のあるダンサーやオールド・ラハイナ・ルアウのキャストが出演します。躍動感のあるダンスと歌声にあっという間の1時間です。
このフラショー、2002年に終了するまで60年以上にわたって開催されていたコダック・フラショーを現代風にアレンジしたもの。実に22年ぶりの復活で、当時を知る人にとっては懐かしく感じるのではないでしょうか。
日時: 9:30 - 10:30 (毎週日~木曜日)
場所: Tom Moffatt Waikiki Shell 2805 Monsarrat Avenue, Honolulu 96815
料金: 無料
ビショップミュージアム
2024年1月スタート!
ハワイと太平洋の自然と文化の歴史を保存しているビショップミュージアムでは、毎月第2土曜日に午前10時からウクレレセッション、カニカピラ・マ・カイウィウラが開催されています。
カニカピラとはハワイ語でジャムセッションという意味。経験豊富なウクレレ職人たちの団体「ハワイ ウクレレ ギルド」のメンバーからウクレレのテクニックを学んだり、ウクレレにまつわる話や演奏を楽しむことができます。ウクレレは各自持ち込み、または貸し出しもあるので気軽に参加を!
日時: 10:00 - 11:00 (毎月第2土曜日、英語のみ)
場所: Bishop Museum 1525 Bernice St, Honolulu 96817
料金: 無料 (ミュージアム入館料に含まれます)
最新ツアー情報!
ドール・パイナップル農園ツアー
2024年2月ツアースタート!
ノースショアのドール・パイナップル農園で、苗木の植え付け、収穫、梱包まで全ての工程を見学するほか、ワヒアワのコーヒー農園、ハレイワタウン散策、ビーチパークにてピクニックランチ、帰りにはダウンタウンのカメハメハ大王像にも立ち寄る盛りだくさんの内容です。ファミリーはもちろん、誰でも楽しめる約7時間のツアーです。このツアーはロバーツハワイの独占契約で、基本は英語ですが、日本人の参加者がいる場合、バイリンガルのドライバーがつきます。
日時: 7:30から (毎週月~金曜日)
料金: 大人$149.99、子供(4〜11歳) $119.99
戦艦ミズーリ記念館
2023年11月ツアースタート!
オアフ島のビジタースポットとしてはとても有名な戦艦ミズーリ。巨大な戦艦の中を見学できるので、子供連れファミリーに人気です。
この戦艦ミズーリでは、2つの新しい館内ツアーをスタートしました。両ツアーとも、参加者しか入れない場所が多く、戦艦好きにおすすめです。ガイドさんの説明がわかりやすいので事前知識がなくても楽しめますよ。
艦長ツアー
上級食堂、歴代艦長のみ入室できた艦長室、近代兵器を操作するための戦闘、パールハーバーを一望できる、巨大な主砲の内部を見学することができます。
機関長ツアー
ブロードウェーと呼ばれる艦首と艦尾を結ぶ長い廊下、プロペラ動力の仕組みを学べる第4機関室、射撃管制室にて戦前のアナログコンピュータなどを見学するほか、主砲発射のトリガーを引く体験などもできます。
日時: 毎日10:15から(機関長ツアー)、11:30から(艦長ツアー)
料金: $30 (10歳以上のみ、別途入場料必要)
※両ツアーとも日本語ツアー。
リトル・プルメリア・ファームズ
2023年5月ツアースタート!
ノースショアにある3世代家族運営のプルメリア農園、リトル・プルメリア・ファームズのファームツアー。20エーカー(東京ドーム1.7個分)の土地に4,000本以上のプルメリアの木が植えられている農園です。
毎年、プルメリアの開花時期のみに開催され、農園内の見学とプルメリアの花を摘むことができるファームツアーです。2024年の開催時期は、4月1日から10月31日まで。米メディア「USA TODAY」の The Best New Attraction in America 2024で1位獲得し、いま最も注目が集まっているツアーのひとつ。プルメリアの香りに包まれながらの農園見学はハワイならではです。
日時: 9:15 - 、11:00 - (毎週月・火・木~土曜日、英語のみ)
場所: 62-330 Kamehameha Hwy. Haleiwa 96712 (ツアーピックアップ場所)
料金: $45
ホオマウ オアフ ツアーズ
2023年4月スタート!
ツアー名のホオマウハワイ語では「継続する」「永続する」という意味で、ツアーを通してハワイの歴史と文化を次の世代に伝える目的でスタートしました。ガイド兼オーナーは、ネイティブハワイアンを先祖に持ち、ハワイと深いつながりがあります。
とてもディープなハワイの歴史と文化をメインに紹介する3種類のツアーに参加することができ、2023年にはUSA TODAYの “You won’t see America the same way after this travel experience” 「ツアーに参加した後はアメリカの見方が変わるよ」 というタイトルのコラムの中で紹介されました。現在は英語でのツアーのみです。
詳しい開催日時や料金は公式サイトをご覧ください。
おいしい体験も!
ライオンコーヒー
2024年1月ツアー再開!
ハワイを代表するコーヒーブランドで、赤いパッケージにライオンのトレードマークのライオンコーヒー。ホノルルのダウンタウンから車で10分ほどのカリヒというエリアにコーヒー製造所とショップを展開しています。
コーヒー製造工程の見学ツアーは、コロナ禍に一時休止していましたが、2024年1月に再開されました。ツアーでは、実際に稼働している製造工場を見学することができ、コーヒーのサンプリングのほか、非売品の記念キーホルダーも付いています。ショップ内にはカフェも併設しているので、見学の後、淹れたてのコーヒーで一息するのもおすすめです。
日時: 10:00 -、13:00 - (毎週火・木曜日、日本語ツアー)
場所: 1555 Kalani St, Honolulu 96817
料金: $10 (12歳以上のみ)
マノアチョコレート
実は、ハワイは全米で唯一カカオの栽培ができる州だとご存知でしたか?そんなハワイの特徴を生かし、最近ではローカルのチョコレートブランドが続々と増えています!
ハワイ出身のオーナーが創業したローカルチョコレートカンパニーであるマノアチョコレートでは、オアフ島の東、カイルアの街にある小規模な工房で、焙煎からチョコレートバーになるまで全工程が手作業で行われています。
工房では、ハワイとチョコレートの歴史を学び、カカオからチョコレートまでの製造過程の見学。カカオとチョコレート全種類のテイスティングができる「In-depth Chocolate Experiene」というツアーに参加することができます。
ツアーの他に、ワインとチョコレートのペアリングクラス(英語のみ)も開催しています。工房の隣にショップを併設しているので、お土産ショッピングにもおすすめです。
日時: 14:00 - (毎週金曜日、日本語ツアー)
※日時が変更する場合もあります。
場所: 333 Uluniu Street #103, Kailua 96734
料金: $40 (12歳以上推奨)
マノアハニー&ミード
マノアハニー&ミードは、1990年代後半にマノアバレーで創業され、2020年にはオアフ島唯一のハチミツ酒ミードの醸造所を併設。現在はノースショアに向かう途中のワヒアワという街に工房を構えています。
「Bees to Mead Experience Tour」では、養蜂場からミードの醸造所見学、ハチミツとミードのテイスティングをすることができます。ハチの飼育方法やハチミツの収穫補法を学び、テイスティング時には、フルーツやワイアルア産チーズのプレートも楽しめます。
日時: 10:00 - (週1開催、英語のみ)
場所: 930 Palm Pl, Wahiawa 96786
料金: $75 (テイスティングは21歳以上のみ)
コハナ・ラム
オアフ島産のサトウキビを使用したラム酒を製造しているコハナ・ラム。サトウキビの生産からラム酒の製造、ボトリングまでの全工程を自社管理しています。
ここでは、蒸溜所ツアー、サトウキビ畑散策ツアーの2つがあり、プレミアムラム酒のテイスティングも追加料金で可能です。
蒸留所ツアーはサトウキビの説明から、樽倉庫の見学、蒸留の仕組みラム酒の試飲まで体験でき、サトウキビ畑散策ツアーではサトウキビ畑を実際に散策することができます。
また、蒸溜所の隣に広いショップがあり、ホワイトラムやコアウッドの樽で貯蔵したプレミアムのラム、カカオとハニーのラム、マイタイやリリコイなどハワイらしいクレーバーのカクテルベース、また先ほど紹介したマノアチョコレートやマノアハニーとのコラボ商品も販売されています。
各ツアーの詳細は公式サイトをご覧ください。
コオラウ蒸留所
カイルア方面へ行く途中にあるコオラウ蒸溜所は、オアフ島産のとうもろこしと、ハワイのピュアウォーターを使用したウィスキーが造られています。こちらも、蒸留から瓶詰めまで全て手作業で自社管理しています。
ツアーでは、蒸溜所内の見学とボトリング体験、テイスティングなどが楽しめます。ショップ、ラウンジもあり、ここでは、シグネチャーのウィスキー以外にバーボンとジンも売られています。
日時: 毎日(英語のみ)
場所: 905 Kapaa Quarry Pl Building 50 Kailua, Unit 14 96734
料金: $25 (21歳以上のみ)
ハワイの自然を満喫!
ジェイミー・オブライエン・サーフスクール
2024年1月オープン!
ツインフィン1階カラカウア通り沿いにオープンしたサーフィン教室。
ジェイミー・オブライエンは、パイプライン・マスターズの優勝経験があり、サーフィン教室の主催のほか、クリエーター、パブリックスピーカーとしても幅広く活躍しているサーファーです。
家族や友達とレッスンを受けられる、オハナサーフレッスン(プライベートグループレッスン)、グループサーフレッスン、プライベートサーフレッスン、キッズサーフレッスンの4種類から選べます。
サーフレッスンの詳細は公式サイトをご覧ください。
CLIMBワークス ケアナファーム
ノースショアにあるCLIMBワークス ケアナファームは、インストラクターによるガイド付きのジップラインツアー。コオラウ山脈やノースショアのビーチを眺められる8つのコースでオアフ島最長805m級のジップラインもあります。
ツアー中は、インストラクターによる農園案内やハワイの歴史や文化についての説明もあり、途中、殻付きのマカデミアナッツを自分で割って食べられるブースなどもあります。
ツアー詳細は公式サイトをご覧ください。
コーラル・クレーター・アドベンチャーパーク
オアフ島西部、ハワイ唯一のフルサービス屋外レクリエーション施設であるコーラル・クレーター・アドベンチャーパーク。ここでもジップラインツアーに参加することができます。モダンブレーキシステムを搭載し安全面に配慮した6つのコースで、よりスリルを味わえるナイトジップラインも開催。
ジップライン以外に、ATVツアー、電動マウンテンバイクツアー、クラインミングウォールやフリーフォール、8のアスレチック体験を備えたエリアル・アドベンチャー・タワーなどが楽しめます。
ツアー詳細は公式サイトをご覧ください。
ワイカイ
オアフ島西部のエヴァビーチにあるホアカレイリゾート内に2023年にオープンしたワイカイは、ウォータースポーツを楽しみながら豊かなハワイの文化にも触れられる複合レクリエーション施設です。
ハワイ初の人工サーフィン施設「ワイカイ・ウェーブ」は、サーフレッスンの練習場としても利用可能で人気。SUP(サップ、スタンダップパドル)やカヤック、ペダルボードなどが楽しめるワイカイ・ラグーンもあります。曜日によりファーマーズマーケットやルアウも開催。
また、プールサイドのプライベートカバナ、シャワーはもちろん、コンシェルジュ完備のナロカイ・ラウンジも利用できます。
ワイキキとワイカイ間の送迎シャトルが利用でき、車がない方でもアクセスしやすくなっています。
場所: 91-1621 Keoneula Blvd., Ewa Beach, 96706
ウェット アンド ワイルド ハワイ
オアフ島西のカポレイ地区にある、オアフ島唯一のウォーターパーク。子供から大人も楽しめるアトラクションとしてローカルにも観光客にも人気です。
東京ドーム3個分の敷地に、リラックス系から絶叫系まで25のアトラクションがあり、特に約15mの高さから滑り落ちるトルネードや、2〜3人用のビッグカフナといった絶叫系スライダーが日本人観光客に人気です。
2022年には子ども向けアトラクション「カフナビーチ」がオープン。バリアフリー化されているので誰もが楽しめます。送迎バス付きなどの観光客向けのパッケージもあるので、ワイキキからのアクセスも安心です。
詳細は公式サイトをご覧ください。
場所: 400 Farrington Hwy, Kapolei 96707
自然を全身で感じられる植物園も
ここでご紹介する3つの植物園は、自然の森や野原を歩くような感覚で、ガイドなしでも気軽にハイキングができます。ハワイ固有種の植物が棲息する緑豊かな場所で、小さいお子様のいらっしゃるファミリーにもピッタリ。
最近アメリカでは森林浴というワードがそのまま使われるほど、今注目のアクティビティですが、ここでご紹介する3カ所も森林浴にもおすすめのスポットです。
ワイメア渓谷
ワイメア渓谷は、オアフ島ノースショアに位置する広さ1,800エーカーの植物園です。古代ハワイアンの集落(アフプアア)があった場所で、貴重な史跡が残っています。ウクレレやラウハラなどを教えてくれるアーティストも常在し、ハワイアンカルチャーサイトでは古代ハワイアンの居住地を見学できます。
52のテーマ別の庭園にハワイ固有種含む5,000種類以上の植物が栽培されていて、ウェブサイトには植えられている植物のコレクションのマップが公開されているので、マップを見ながら散策してみ流のも楽しいです。
また、ガイドと庭園内を一緒に周るボタニカルツアーにも無料で参加することができます。
場所: 59-864 Kamehameha Hwy, Haleiwa 96712
入園料: $25(大人)、$15(4-12歳)
ココクレーター・ボタニカルガーデン
オアフ島東部ココヘッドのクレーターの中にある約60エーカーの植物園。1周1時間弱で回れるので、サンディービーチ、マカプウへの行き帰りにちょっと寄ることもできます。
プルメリアグローブは4〜8月のプルメリアの季節が特におすすめ。ハワイでは珍しいサボテンのエリアも広く、種類も豊富です。利用時間は、日の出から日没までということで、季節により多少変わりますので、注意が必要です。
場所: 7491 Kokonani St, Honolulu 96825
入園料: 無料
ホオマルヒア・ボタニカルガーデン
オアフ島島部カネオヘの、コオラウ山脈の麓に広がる広大でよく整備された植物園です。東京ドーム約34個分の広さがあり、エリア別に散策できますが、エリア間の移動は車がおすすめです。
園内の大きな池ではハワイ固有の野鳥や水鳥の姿も見ることができたり、フィリピンやインド、ポリネシアなど世界中の熱帯地方の植物コレクションを楽しむことができます。
週末にはキャンプもできるので、ファミリー、グループにもおすすめです。
場所: 45-680 Luluku Rd. Kāneʻohe 96744
時間: 9:00 - 16:00
入園料: 無料