毎年、イースターサンデー(復活祭)からスタートするメリーモナークフェスティバル。フラダンサーやフラ関係者が集結するハワイ島ヒロタウンは、一年でもっとも賑わう時期です。
イベントのボランティアとして参加されるヒロタウンの一般町民も多く、ハワイ島外から訪れる人々は、想い出に残るビッグアイランドホスピタリティを感じられることでしょう。
ヒロタウンピープルが一丸になって盛り上げる活気のあるメリーモナークフェスティバル。これは、元々、ヒロタウンを壊滅させた津波からの町おこしのイベントとしてスタートした歴史背景が、起因しているからなのかもしれません。
さて、このメリーモナークフェスティバルのハイライトとはやはり、コンペティション。フラ界のオリンピックとも呼ばれています。テレビやネット中継もありますので、フラには馴染みのない方も、ハワイの文化であるフラのステージをご覧頂きたいですが、ハワイアン音楽が好きな方にこんな観賞方法でみて頂きたいポイントがあります。
コンペのアウアナ(現在フラ)部門では、競技演目は、3つの曲で構成されています。一般的には、 Ka‘iは登場曲、Meleは本編、そして、 Ho‘iは、退場曲と訳されますが、この3つの構成で、「表現したいこと」が完成します。
競技者がどんな曲を選ぶか、そして、どんな3部作にするか?この辺りは審査の対象にも関係していると思いますが、我々、観賞する側も、選曲の背景を考えながら見るのも楽しいし、フラコミュニティにとっては、勉強になるところだと思います。
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