ハワイ州の州都ホノルルがあるオアフ島。およそ370万年前に噴火したワイアナエ山脈と、その100万年後に噴火したコオラウ山脈の2つの山脈があります。写真は、オアフ島の西側で、南北にのびるワイアナエ山脈で、オアフ島で最も高い標高1200mのカアアラ山もあります。
ランディ・ナム作詞、ケネス・マクアカネ作曲の「 E Waiʻanae 」はフラソングでも定番の曲ですが、オアフ島西側の素朴な自然が残る様を歌っています。
シダ、ククイ、マイレ、そんな青々しい香りが漂う場所、ワイアナエ。ここは、オアフ島の南側ワイキキや東側のカイルアとはまったく違う風景を見る事ができます。
写真の左側奥の岬はカエナポイント、その手前の切り立った崖の岬は、マカハ岬、その間はヨコハマ・ベイです。この周辺でワイアナエ山脈を望むと自然のマナが潜んでいるような自然の懐の優しさを感じます。
その昔、コオラウ山脈に住む兄とワイアナエ山脈に住む妹がいてあまりにも仲が良かったために、2つの山がくっついてオアフ島ができたという神話もあります。確かにコオラウ山脈に比べて、ワイアナエは素朴な自然が残る優しい女性のたたずまいですよね。