プロフィール
オアフ島生まれ、ハワイ島ヒロ育ち
日系ハワイアン・シンガー
12歳でウクレレを手にし、その後ギターを始める。
ハワイアン以外の人間がハワイアン・ミュージックを演奏するべきでないのでは、という思い込みを持った少年マークを勇気付け自信を持たせたのは、バックヤード・ジャム・セッションを一緒に楽しんだハワイ系の友人たちだった。
ファルセットの高音域から豊かなバリトン・ボイスまで出せる声質と、トラディショナルからコンテンポラリーまで幅広いアイランド・ミュージックを歌いこなす彼の才能は、今や広く認められるところだが、10代の彼の才能をいち早く見出したのは地元ヒロの有名クムフラ、ジョニー・ラム・ホーだった。
クム・ジョニーのハーラウお抱えバンドのミュージシャンとして、演奏の機会を与えられ実力をつけていった。
2010年、ソロ・デビュー・アルバム『Lei Pua Kenikeni』をリリース。アルバム・タイトル曲がフラ・コミュニティーに受け、フラ・レパートリーとして人気となる。またコンテンポラリー・スタイルのオリジナル・ソング『Kaleoonālani』が地元ラジオで人気を得てヒット。翌年のナ・ホク・ハノハノでは同曲がソング・オブ・ザ・イヤーに選ばれたほか、アルバムは新人賞など全4部門受賞。一躍ハワイ音楽界のスターになる。
2013年、セカンド・アルバム『Lei Maile』をリリース。アルバム・タイトル曲がフラ・コミュニティーを中心に人気となりヒット。翌年のナ・ホク・ハノハノでは再び男性ボーカリスト賞など全4部門受賞。
2015年には同世代のミュージシャン仲間であるクパオア(Kūpaoa)とのコラボレーション・クリスマス・アルバム『A Gift of the Heart』をリリース、翌年のナ・ホク・ハノハノでクリスマス・アルバム賞を受賞。
ヒロ出身であることを誇りに、ミュージシャンとしての成功後も地元ヒロでのカー・セールスマンの仕事をしながら演奏活動を続ける。
ディスコグラフィ
『Lei Pua Kenikeni』 (2010)
『Lei Maile』 (2013)
『A Gift of the Heart 』 (2015) ※Kūpaoaとのコラボ・アルバム