プロフィール
オアフ島ホノルル出身。
音楽との出会いは4才のとき、父からウクレレを与えられたのがきっかけ。
10代で仲間と組んだバンドがハワイのタレント・オーディションで優勝、そのバンドで一時的に音楽活動をしたが、21才で新天地を求めてシアトルへ移住、20代前半を当地で過ごす。ハワイアン・バンドを組んで活動した。
ハワイに戻り演奏を続けるウェルドンにチャンスが訪れたのは1999年。ホノルルのインディー・レーベルと契約、アルバム・デビューを果たす。
デビュー・アルバム『Hawaiian Man』からタイトル・ソングがヒット、翌2000年ナ・ホク・ハノハノ新人賞を受賞する。
かつてのバンド仲間がThe Manaʻo Companyとして活動を再開することになり、メンバーとして参加。2001年にケアリイ・レイシェルもゲスト参加した新曲『Spread a little ALOHA』が空前の大ヒット。翌2002年のナ・ホク・ハノハノでThe Manaʻo Companyは5部門受賞。
2003年、The Manaʻo Companyから派生したバンドTapa Grooveとともに新作『Kanaka Maori』をレコーディング、ここに収録したリリウオカラニ女王の代表曲『Queens Jubilee』の名演によって、ハワイアン・シンガーとして広く認知されるようになり、フラ・コミュニティーのなかで人気が高まる。
2007年、純粋なソロ・アルバムとしては2作目となる『Ka Lehua ʻUla』リリース。
ほぼ全編を新旧のハワイアン・ソングでまとめた初めてのプロジェクトがハワイアン・コミュニティーに絶大な支持を得る。翌2008年のナ・ホク・ハノハノではアルバム・タイトル曲で楽曲賞を受賞。
『Ka Lehua ʻUla』で自身の音楽スタイルを確立したウェルドンは、洗練されたトラディショナル・ハワイアン・ミュージックを生み出すアーティストとして立ち位置を築いた。
2012年『Pilialoha』リリース。2013年、ナ・ホク・ハノハノ2部門受賞。
現在まで、ハワイ、米国、日本のフラ&ハワイアン・シーンでトップ・アーティストとして活動を続ける。
ワイキキのホテル、アウトリガー・リーフのカニカピラ・グリルに週一でレギュラー出演し、多くのフラダンサー・ファンを集める。
ディスコグラフィー
Hawaiian Man (1999)
Kanaka Maoli (2003)
Ka Lehua ʻUla (2007)
Pilialoha (2012)