年頭所感 　ハワイ州観光局 日本支局長 ミツエ・ヴァーレイ

新年あけましておめでとうございます。 2021年の年頭にあたり、ご挨拶申し上げます。
また、旧年中は多大なるご尽力をいただき、誠にありがとうございます。

ハワイ州観光局は、一昨年以来、レスポンシブルツーリズム（責任ある観光）を掲げ、ハワイ渡航前から、ルールや環境などを意識した責任ある旅行者への啓蒙活動に取り組んでまいりました。

しかしながら、昨年、新型コロナウイルス感染症の拡大という今までに経験したことのない未曾有な事態となり、世界的に観光業が停止し、世界経済およびハワイ経済に大きな打撃を受けました。
コロナ禍においては、ハワイ州民と日本の旅行者の双方の安全を第一に考え、観光再開に向けたタイムライン、情報共有ならびに、旅行業界向けエデュケーションツールの拡充、そして、自宅でハワイを体験いただくプログラム（おうちでハワイ、リモートハワイ旅）に努めてまいりました。

ハワイ州観光局の公式ポータルサイト「allhawaii」内の「新型コロナウイルス感染症情報」の特設サイトでは、日本向け事前検査プログラムの詳細を含め、最新情報を常に更新しております。日本からの旅行者の皆様を安全・安心にお迎えするためのガイドラインも用意しておりますので参考にしていただければ幸いです。
また、ハワイ業界サイトも昨年リニューアルし、ハワイ州観光局から発信する情報、エデュケーションツールとして活用いただけましたら幸いです。

今後の活動につきましては、ハワイを応援いただいております日本の皆さまにより深いハワイを体験いただけるよう、マラマハワイを提唱し、ハワイに宿るすべての自然や文化に対して「マラマ＝思いやりの心」を持って守り続け、日本とハワイのリレーションが深まる活動に力を入れていきたいと思っております。

日本の旅行者の皆様が早くハワイへ訪れることができるように、業界の皆さまと共に、取り組んでまいりたく、引き続きご支援を賜れれば幸いです。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ハワイ州観光局　日本支局長　ミツエ・ヴァーレイ