SDGsウェディングケーキモデルは、スウェーデンの首都・ストックホルムにあるレジリエンス研究所の所長が考案した、“SDGsの概念”を表す構造モデルです。
SDGsウェディングケーキモデルでは、SDGsの全17目標はそれぞれ大きく3つの階層から成り、それらが密接に関わっていることを、ウェディングケーキの形になぞらえて表されています。SDGsの目標17をケーキの頂点として、その下に3つの階層「経済圏」「社会圏」「生物圏」によって構成されています。
「生物圏」は、私たちが地球上で暮らす上で必要不可欠な要素である海や森林などの「環境問題」や「気候変動」についての目標が含まれています。「自然環境」が土台になることによって生み出されいて、「社会」と「経済」は「環境」無くしては成り立ちません。
そして、中間層である「社会圏」では、私たち人間が不自由なく生活し、働けるような世界を作り上げるための目標が含まれています。
「生物圏」「社会圏」の2層によって支えられているSDGsウェディングケーキの「経済圏」では、社会で働く人々の「働きやすさ」や「人や国に対する差別や偏見をなくすこと」で、国や世界の経済発展につながるとしています。
「経済圏」「社会圏」「生物圏」の3層から構成されるSDGsウェディングケーキ、その頂点には目標17 「パートナーシップで目標を達成しよう」が設定されています。