ハワイ版SDGs「aloha+challenge」は、SDGsより前に採択された社会目標?

2021.04.07

SDGsは、2015年9月に国連で採択された持続可能な開発目標ですが、
ハワイ版SDGs「aloha+challenge」、実は、SDGsの採択前の2014年7月7日に採択された目標ということをご存知ですか?

2011 年ホノルルで開催されたAPEC首脳会議からの幕開け

振り返ると、2011 年にホノルルで開催されたAPEC首脳会議(アジア太平洋経済協力会議)から始まります。同会議にて、経済成長と環境保護を両立させるグリーン成長の促進などを盛り込んだホノルル宣言が採択されました。

そして、APEC首脳会議後、経済、社会、環境の側面において、優先した取り組みを行い、2030 年までに持続可能な社会を目指すことを目標に掲げ、その達成のために「ハワイグリーングロース」が設立しました。

アロハプラスチャレンジ

そして、2014 年7月、ハワイ州が持続可能な社会の実現に向けて進める6つの取り組みを掲げる「アロハプラスチャレンジ」という目標が定められました。
アロハプラスチャレンジの詳細は、今後ご紹介しますが、6つの取り組みは以下です。

①クリーンエネルギーへの転換
②地元産の食料供給
③自然資源の管理
④廃棄物の削減
⑤持続可能なスマートコミュニティの形成
⑥グリーンジョブ&環境教育

その後、2015 年9 月、国連総会では、持続可能な開発目標(SDGs)が正式に採択されました。そして、ハワイグリーングロースが、2018 年11 月に国連SDGs「Local2030」のプロジェクトハブとして、太平洋拠点の中でも初の太平洋のハブとなりました。このような経緯をへて、ハワイ版SDGs は生まれました。

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