アロハプログラムの社会貢献プロジェクト2021-2022 ハワイの文化継承と自然保全活動に積極的な6団体を選出

2021.07.20

ハワイ州観光局は、公式ラーニングサイト「アロハプログラム」の社会貢献プロジェクト2022年の寄付先として、ハワイの文化継承と自然保全活動に積極的な6つのNPO団体を選出しました。寄付する団体の選出は2年に1回実施しています。

選出されたNPO団体は、ハワイ州の歴史的建造物であるイオラニ宮殿の運営、管理を行っている「イオラニ宮殿友の会」、カメハメハ王家と深いつながりをもつハワイ州最大の博物館「ビショップ・ミュージアム」、ハワイの伝統航海術を継承し、その技術を用いて世界中を航海しながら環境保全や文化伝承を目的に活動する「ポリネシア航海協会」、世界のサンゴ礁を救うことを使命としている環境NGO「コーラル・リーフ・アライアンス」、ハワイ島の科学教育施設「イミロア天文学センター」、文化的遺産や在来動植物の生息地を保護活動する「ハワイ・ランド・トラスト」の6団体です。

アロハプログラムの社会貢献プロジェクトは、ハワイスペシャリスト検定料の収益の一部をハワイ州のNPO団体へ寄付するプロジェクトで、2015年の発足からこれまで総額3万ドル(約330万円)以上を16団体に寄付しました。アロハプログラムでは、持続可能な地域社会のための活動を行うNPO団体と共に、アロハプログラムのメンバー向けの特別ツアーを企画したり、ハワイ研修旅行先としてNPO団体を訪問し、活動内容について学んだり交流したりする機会を提供してきました。

ハワイ州観光局ミツエ・ヴァーレイ日本支局長は、「アロハプログラムは、日本の皆様に文化や歴史などのハワイに関する幅広い情報を提供し、知識を身につけていただくことだけでなく、収益の一部をハワイの文化や自然を守る団体への寄付を行っています。今後もハワイの旅行体験をより多様で豊かなものにするために、NPO団体と共にハワイの文化と自然を感じられる特別な体験ができるプログラム開発に努めて参ります」と述べています。

2021年6月末時点で、アロハプログラムのメンバー登録者は6万406名、ハワイスペシャリスト検定の累計受検者は2万7,286名です。ハワイスペシャリスト検定は、ユース、初級、中級、上級の4つに区分され、有料は一般会員種別の中級(2,600円税込)と上級(4,800税込)です。ユースの合格有効期限は20歳の誕生日までで、その他は合格日から3年です。上級のみ3年間に10回以上のウェブセミナーを受講することで更新時の検定料が1回無料になります。

ハワイ州観光局は、ハワイスペシャリスト上級取得者の増加を目指すために、これまで四半期毎に実施していたハワイスペシャリスト上級検定の機会を増やし、今年2月から隔月で実施しています。また、ハワイと日本のメンバー交流会や、楽しく学び続けるためのセミナー、オンライン交流会、上級取得者向けトレーナープログラム構築など、メンバー特典のさらなる充実を図っていく予定です。

【2021年〜2022年の寄付先】
イオラニ宮殿友の会
https://www.aloha-program.com/activity/npo/detail/Iolanipalace2
ポリネシア航海協会
https://www.aloha-program.com/activity/npo/detail/hokulea2
ビショップ・ミュージアム
https://www.aloha-program.com/activity/npo/detail/bishopmuseum1
コーラル・リーフ・アライアンス
https://www.aloha-program.com/activity/npo/detail/coralreef
イミロア天文学センター
https://www.aloha-program.com/activity/npo/detail/Imiloa
ハワイ・ランド・トラスト
https://www.aloha-program.com/activity/npo/detail/hawaiilandtrust
※ 過去の寄付先NPO団体リスト:https://www.aloha-program.com/activity/npo

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