ハワイ州観光局(所在地:東京都千代田区 日本支局長:ミツエ・ヴァーレイ)は、毎年12月に開催されるハワイの小中高生交響楽団「ハワイ・ユース・シンフォニー」のチャリティコンサート「HE MAKANA O Nā MELE: THE GIFT OF MUSIC 2021(ヘ・マカナ・オ・ナ・メレ:ザ・ギフト・オブ・ミュージック2021)」に、姉妹都市や音楽交流のある都市からジュニアオーケストラを誘致し、音楽を通して子供たちの国際文化交流を図る活動の支援を行います。
昨年に続き2回目となる2021年は、ハワイ州の姉妹都市である北海道、愛媛県、沖縄県のジュニアオーケストラと、石川県金沢市のジュニア・ウクレレ・オーケストラが参加し、日本から総勢120名の子供たちがチャリティコンサートに出演します。姉妹3都市のジュニアオーケストラは、『リリウオカラニ女王のソングブック』序曲を協奏し、石川県のジュニア・ウクレレ・オーケストラは、ウクレレ奏者のジェイク・シマブクロ氏とハワイ・ユース・シンフォニーの管弦楽団と「イチゴイチエ(Ichigo Ichie)」を演奏します。そして最後は全員でジェイク・シマブクロ氏とハワイアン女性シンガーのエイミー・ハナイアリイ氏、ハワイ・ユース・シンフォニーのジャズバンドと管弦楽団と共に、人気のフラソング「ハレイワ・フラ(Haleiwa Hula)」を協演します。編曲はハワイ・ユース・シンフォニー卒業生で作曲家として高く評価されているマイケル・トーマス・フーマイ氏が担当しました。
このチャリティコンサートは、新型コロナウイルスの感染防止対策のため2020年から形式を変更し、ハワイのテレビ局KHNLの番組「Hawaii News Now」で1時間におよぶ国際音楽コンサートを放映して寄付を募ります。今年も同様に「Hawaii News Now - K5」で放送され、ジェイク・シマブクロ氏とエイミー・ハナイアリイ氏が特別出演します。日本からは番組公式ホームページでライブ視聴することができる他、HI Now Japanのストリーミングプレーヤーでは日本語で放送されます。これをハワイ州観光局公式フェイスブックでも同時配信します。
ハワイ州観光局日本支局長のミツエ・ヴァーレイは、「昨年に続き日本各地のジュニアオーケストラの子供たちが演奏曲を通してハワイの歴史を学び、地元の名所から素晴らしい演奏を届けていただいたことに感謝しています。“マラマハワイ〜地球にやさしい旅を〜”をスローガンにハワイの自然保全や文化継承に取り組むレスポンシブル・ツーリズムの一環として、将来的には日本とハワイのジュニア・オーケストラが一緒に演奏できるような音楽の文化交流に繋げていきたいです。」と述べています。
ハワイ・ユース・シンフォニーは小中高生の交響楽団であると同時に、経済的な理由で音楽を学ぶ機会を失わないための財政支援も行う非営利団体です。毎年12月には活動資金の収集を目的とした対面式のチャリティイベントを開催しています。ハワイ・ユース・シンフォニーのソーシャルメディア「#MakeMusicARight」や「#whereitstartedforme」をフォロー、「namele2021.givesmart.com」から音楽教育のための活動支援金を寄付することができます。