ハワイ州土地天然資源局(DLNR: Department of Land and Natural Resources)は、ダイヤモンドヘッド州立記念碑への訪問者の混雑を緩和するために、オンライン予約システムを導入し、2022年5月12日より事前予約制になります。
ダイヤモンドヘッド州立記念碑が事前予約制に
2022.05.105月12日からは、ハワイ州の運転免許証または身分証明書を持たない訪問者がダイヤモンドヘッドに訪問するには事前の予約が必要になります。ツアーやトロリーの利用者も予約が必要となります。事前予約は訪問予定日の14日前からオンラインでの予約が可能です。
予約サイト:https://gostateparks.hawaii.gov/diamondhead
予約サイトにアクセスしたら、チケットタイプの「Parking and Entry」(入場&駐車場)または「Entry Only」(入場のみ)のどちらかを選択します。次ぎに訪問日を選び、訪問人数(1名〜15名)を選択します。その後、希望する訪問時間を選んで、「Let’s Go」のボタンをクリックします。予約の詳細ページが開いたら、入力した情報と入園料金を確認し、「Enter customer details」をクリックします。利用者情報として、名前、メールアドレス、住所、携帯電話を入力します。最終確認ページで入力情報の確認と同意内容のチェックボックスにチェックをして支払ページで支払をする流れです。入園料金は、徒歩(ツアーやトロリーなどでの送迎を含む)での訪問者は1名5ドル(3歳以下無料)、車での訪問者は入園料金5ドルのほかに駐車料金が1台につき10ドルかかります。(予約方法は5月1日現在の流れを紹介していますが、変更になる場合があります。)
※ 予約時間から30分以内に入園する必要があります。
※ 徒歩での訪問者は、滞在時間の制限はありません。
詳細はDLNRのサイトをご覧ください。
https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/oahu/diamond-head-state-monument/
ハワイ州で予約制の州立公園は、カウアイ島のハエナ州立公園とマウイ島のワイアナパナパ州立公園に続き、ダイヤモンドヘッド州立記念碑が3園目になります。ちなみに、オアフ島のハナウマ湾自然保護区も事前予約が必要です。
ワイキキから車で東へ約10分の場所にあるダイヤモンドヘッド州立記念碑は、ハワイで有名なランドマークのひとつです。ハワイではレアヒ(マグロの額)と呼ばれていましたが、クレーターの斜面で見つけた石をダイヤモンドだと勘違いした19世紀の英国の船乗りがダイヤモンドヘッドと名付けました。10万年以上も前に形成された約230mのクレーターは、1900年代初頭から軍事監視施設として利用され、1968年に国定自然記念物に指定されました。現在は、ワイキキやオアフ島サウスショアのパノラマを眺める観光客に人気のハイキング・コースになっています。