観光客の安全を考慮してワイピオバレーロードを無期限で通行制限

ハワイ郡（ハワイ島）は、ワイピオ渓谷内への道である「ワイピオバレーロード」が落石の危険性があることから、予防的安全対策および道路の状況を点検するために、2022年2月25日（金）より観光客に対してワイピオバレーロード無期限通行制限を実施しています。ワイピオ渓谷の住民、農家、土地の所有者、および農業事業を営む所有者、リース所有者は引き続きワイピオバレーロードを利用できます。

観光客への車両通行の制限の決定は、ワイピオバレーロードで行われた地質学的評価で提示された提言に基づいており、落石を軽減し、斜面の不安定さと浸食に対処することが、安全のために直ちに必要であることを概説しているものです。

ハワイ島ハマクア・コースト北部に広がる「ワイピオ渓谷」は、カメハメハ大王が幼少期を過ごした場所であり、ハワイの歴史文化の重要な場所でもあります。また、「王の谷」とも呼ばれその美しさが称えられています。