ハワイ州観光局、HISと「マラマハワイ」推進に向けた覚書を締結　ーマラマハワイのメッセージに沿った10の取り組みを支援ー

ハワイ州観光局 日本支局は、株式会社エイチ・アイ・エス（本社：東京都港区 代表取締役社長：矢田素史 以下、HIS）が「マラマハワイ（Mālama Hawai‘i）」の啓蒙と推進に向けた取り組みを実践していくことを踏まえ、HISと相互の連携・協力に関する覚書（Memorandum Of Understanding：MOU）を締結したことをお知らせします。

ハワイ州観光局は、ハワイの自然保全、文化継承、地域社会に貢献する観光を促進することを目的に、ハワイ語で思いやる心を意味する「マラマハワイ」をスローガンに掲げ、レスポンシブル・ツーリズム（責任ある観光）、およびリジェネラティブ・ツーリズム（再生型観光）を推進しています。このたび、HISが掲げる10の取り組みが、マラマハワイの啓蒙と観光戦略に沿ったものであることから、ハワイ州観光局はこれに賛同し、HISの取り組みに協力、ならびに支援してまいります。

1. 未来に繋がる持続可能なハワイ旅行を推進するため、社員向け教育プログラムの導入と運用
2. 持続可能なハワイ旅行を推進するために全直営店舗でハワイ州観光局認定サテライトオフィスを目指す
3. 日本からの旅行者とハワイの生産者を繋ぎ、メイドインハワイの商品紹介と販売
4. 日本でハワイイベントを主催または共催し日本とハワイを繋ぐ「マラマハワイ」のムーブメントを醸成
5. 店舗、WEB、SNS、パンフレット等による日本とハワイ双方の「マラマハワイ」の全方位情報発信
6. 再生型観光の旅行商品を提供することで、個人手配を含む全旅行者における満足度を向上
7. 再生型観光の体験ができる「ハワイ州観光局公認マラマハワイツアー」の企画と販売
8. 旅行業の枠を超え、安心、安全のサービスの提供と追及
9. ハワイの自然保護、文化継承などの取り組みへの協力と企画販売
10. 旅行者と地域社会を繋ぐことで、双方の満足度を高め、地域社会に還元

ハワイ州観光局のミツエ・ヴァーレイ日本支局長は、「日本語でマラマハワイに繋がる体験ができる旅行商品はまだ少ない中で、地域社会と連動し、地域にも旅行者にも還元できる日本語のツアーを造成していただくことについて、大変ありがたく思っています。再生型観光を促進させるためにも、今後多くの日本からの旅行者がハワイの地域社会と繋がり、日本語で安全で楽しく参加できるマラマな体験ツアーが増えていくことを期待しています。」と述べています。

ハワイ州観光局は、ハワイの人々が守り継ぎたい自然環境や伝統文化の保全活動を支援し、住民と旅行者の満足度を高める持続可能な観光の実現を目指しています。マラマハワイの啓蒙活動だけではなく、再生型観光の実現に向けて、旅行商品造成のサポートにも注力してまいります。