空港、宿泊施設、各種アクティビティーについて
• ハワイ島内全空港は通常通り開港しております。
• 宿泊施設、各種アクティビティー、及びアトラクションも、被害地域を除き全て通常通り営業しております。
• ノルウェージャンクルーズラインのプライドオブアメリカ号は、5月30日水曜日にコナに寄港しますが、5月29日に予定されていたヒロ港への入港は中止となりました。
• プナ地区周辺の宿泊施設やアクティビティーを既にご予約されている方は、予約先業者に直接最新情報をお問合せ下さい。
• 5月12日時点で、プナ地区の制限区域内にてバケーションレンタルをご予約されている方は、別エリアへのご予約変更をされるようご案内しております。
噴火地域 (東リフトゾーン)
• 火山の噴火活動および溶岩が流出しているのはハワイ島東部にあるレイラニエステート、ラニプアガーデン近くの東リフトゾーン沿いで、ハワイ島東部、プナ地区の中でも隔離された25㎢ほどの一部のエリアのみです。(プナ地区全体の面積は約1,295㎢、ハワイ島全体の面積は約10,432㎢)
• 観光の中心地で宿泊施設が集中するハワイ島西海岸のコハラ地区やコナ海岸からは約110㎞以上離れており、今回の噴火活動エリアから最も遠い地区となります。
• ハワイ島東部にあるヒロの街も、噴火エリアより32㎞は離れており、キラウエアの活動による影響はございません。
• キラウエア火山は地球上でも最も活発な火山のひとつであり、過去35年間に渡り噴火し続けております。
• ハワイ島の東部から西部にかけては自然の流れを妨げるような地形となっております。
プナ南部地区のバケーションレンタルについて
• プナ南部地区の地域住民に対する災害緊急措置に集中するため、ハワイ防災当局は5月12日付けで、プナ南部でバケーションレンタルを運営するオーナー及びオペレーターにバケーションレンタルの運営を休止するよう要請いたしました。
• プナ南部の立ち入り禁止区域はレイラニエステートからカポホを結ぶハイウェイ132号線およびカポホからカラパナまでのハイウェイ137号線(137号線からプホア黒砂海岸までの分岐路を含む)、パホアからポホイキまでの130号線に囲まれたエリアです。
• 本勧告が解除されるまで、立ち入り禁止区域内にあるバケーションレンタルに宿泊中 / 宿泊予定の方は速やかに該当区域外の滞在先をお探しください。
• 本勧告は、立ち入り禁止区域内でバケーションレンタルを運営するオーナー&オペレーター、バケーションレンタルの斡旋者および現在立ち入り禁止区域内のバケーションレンタルに宿泊中の方、宿泊のご予約がある方が対象となります。
大気への影響
ハワイ諸島全域を通じて大気への影響はございません。但し、溶岩が流出している場所付近に限り二酸化硫黄(亜硫酸ガス)等の有害物質に汚染されている可能性があるため、当局では引き続き大気への影響を監視しています。活火山を有する島ではVOG(ヴォグ)と呼ばれる火山霧が比較的よく発生します。火山霧の濃度は火山活動のレベルおよび風向き、風力に左右されます。
ハワイ州全体の最新の二酸化硫黄(亜硫酸ガス)状況は、以下のサイトをご参照ください。
http://www.hiso2index.info/
州全体の空気質の最新状況はAir Now https://bit.ly/2I33ixdでご確認ください。
(実測および予測データ提供元 ハワイ州保健局環境保健庁)
酸性雨に関する報告
キラウエア火山噴火活動中の酸性雨の人体への影響の重大性に関し、ニュース等で誤解を招くような報道がされております。酸性雨はハワイ島に限らず、世界でも大気中にVOG(ヴォグ)と呼ばれる火山霧が含まれる地域で雨が降ったときに通例的に発生するものです。環境保護庁によると、酸性雨の中を歩いたり、酸性雨が降った湖で泳いだりすることによる人体への影響は、通常の雨の中を歩いたり、酸性雨の影響がない湖で泳いだりした場合とほぼ変わりはないということです。 ハワイ島全域に降る雨の構成要素のデータは全米大気降下物研究支援計画の国内トレンドネットワークにて継続的かつ慎重に監視されています。最新情報はハワイ州保健局関連各機関協力の元提供されている以下のサイトのヴォグ情報ダッシュボードでご確認ください。
https://vog.ivhhn.org/
ハワイ火山国立公園
ハワイ火山国立公園は現在閉鎖されております。園内のカフクユニットに限り、通常通り金曜日から日曜日の午前9時より午後3時まで運営しております。
ハワイ火山国立公園の最新情報は下記サイトにてご確認ください。
https://www.nps.gov/havo/planyourvisit/lava2.htm
また、火山観測の更新情報は下記サイトにてご確認いただけます。
https://on.doi.gov/2r8G4zE
ハワイ島プナ地域へのアクセス
• ハイウェイ130号線132号線および137号線において一部通行止めとなっております。
• レイラニエステートとラニプナガーデン区域には避難勧告が出され、住人、訪問者ともに、必要性のある立ち入り以外は禁止されております。
• プナ南部(カポホ~カラパナ地域)は、火山活動発生の可能性がある地域として警戒を呼びかけております。
• プナ南部上空全域で一時的に飛行制限が設けられ、エリア内のドローンは没収されます。
• その他注意喚起がないエリアでは通常通りの営業が行われています。車両を運転される方は慎重を期し、交通量が増加する可能性があることもご理解ください。
• ハワイ州土地自然資源局(DLNR)州立公園管理部門は、ラバ・ツリー・ステート・モニュメントおよびマッケンジー州立保養地を一時的に閉鎖しております。
• プナ南部にあるすべてのビーチパーク(ポホイキボートランプ含む)は閉鎖しております。
• ハワイ郡政府は、安全のためカラパナ溶岩見学エリアを一時的に閉鎖しております。
ハワイの火山について
ハワイの火山の噴火は、通常非爆発性もしくは弱爆発性であり、火山学者の間ではハワイ式噴火という言葉は、溶岩の流動性が高く、地下でも噴火時にも連続的に流れ出るが比較的穏やかな傾向にある噴火の代名詞として用いられております。
ハワイ式噴火についての詳しい情報は以下のサイトをご参照ください
https://pubs.usgs.gov/gip/hawaii/page26.html
ハワイ島への観光に関するご質問はハワイ州観光局(03-5213-4643)までお問合せください。