2023年6月28日、ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)は、ハワイの自然資源の保全と文化継承に向けた長年の取り組みを促進し、53の社会活動プログラムを支援するために、ハワイ州全体で総額270万ドルの助成金を授与することを発表しました。これは、2023~2024会計年度における、アロハ・アイナ・プログラム(135万ドル)と、ククル・オラ・プログラム(135万ドル)の一環です。
HTAチーフ・ブランド・オフィサーのカラニ・カアナアナ氏は、「HTAのアロハ・アイナ・プログラムとククル・オラ・プログラムは、私たちの島の壊れやすい生態系を保護し、私たちの文化を継承するための直接的な方法を提供しています。私たちは、地域に根ざした組織や、ハワイ全土で自然資源と文化の持続可能性に尽力している多くの献身的な各種団体の管理者やネイティブ・ハワイアンの実践者を支援する活動を続けていることを誇りに思います。」と述べています。
2010年以降、HTAはハワイの自然資源を保護する370のプロジェクトを支援するために約1,330万ドル、ハワイ文化の継承に尽力する約360のコミュニティ組織やプロジェクトを支援するために1,250万ドル以上を提供してきました。
HTAのアロハ・アイナ・プログラムは、ハワイの自然資源や文化的名所を保護・再生するコミュニティ団体やプロジェクトを支援しています。HTAのククル・オラ・プログラムは、ハワイ文化を深め、発展させ、継承し、永続させる地域団体や文化活動家を支援しています。これらのプログラムは、HTAの戦略計画の柱である「自然資源」「ハワイ文化」「コミュニティ」をサポートし、各島のデスティネーション・マネジメント・アクション・プランにおけるコミュニティの優先事項に取り組んでいます。
HTAは、2023〜2024会計年度(2023年7月1日~2024年6月30日)のアロハ・アイナ・プログラムおよびククル・オラ・プログラムの運営において、ハワイ・コミュニティ財団(HCF)と提携しています。詳しくは、HCFの2つのプログラムのページをご参照ください。
HCFコミュニティ助成金・イニシアチブ担当副会長のラリッサ・キック氏は、「HCFは、アロハ・アイナ・プログラムとククル・オラ・プログラの助成制度において、HTAとのパートナーシップを継続できることを喜ばしく思います。この重要な活動は、人々の繁栄と環境を守るというHCFの理念に合致しているからです」と、述べています。
「HCF CHANGE」フレームワークの6つのアルファベットは、それぞれが経済から教育まで、地域社会とその繁栄に影響を与える分野を示しています。各分野において、HCFは政府から非営利団体までハワイ州内のパートナーと協力し、ハワイ最大の課題に対する解決策を共に模索しています。
アロハ・アイナ・プログラムとククル・オラ・プログラムに加えて、HTAは最近、2023年に実施される主要イベントと地域活性化プログラム「コミュニティ・エンリッチメント・プログラム」の一環として、ハワイ州内の76のコミュニティ・プロジェクト、フェスティバル、イベントを支援するために378万ドルを授与しました。
2023〜2024会計年度(2023年7月1日~2024年6月30日)
アロハアイナプログラム受賞者