アメリカ海洋大気庁(NOAA)によると、ハワイは、ハワイ島で56%、マウイ島で44%、オアフ島では32%のサンゴ礁が白化し、今後も大規模な営業があると予測されています。
サンゴ礁を保護するには?
2021.03.04ハワイのサンゴ礁
サンゴ礁の役割とは?
サンゴ礁は、「海のオアシス」と呼ばれ、海洋生物の住み家や産卵場所であり、
海水の二酸化炭素の濃度調節をするともに、海を浄化する働きや天然の防波堤としての役割など、海の生態系の中で重要な役割を果たしています。
サンゴ礁が白化(死滅)する原因は?
アメリカ合衆国国立公園局によると、年間4000-6000トンの日焼け止めが人の皮膚からサンゴ礁の海域に流れ出ていると言われています。この日焼け止めに含まれる一部有害成分(オキシベンゾン、オクチノキサートなど)がサンゴ礁を白化させ、死滅させてしまうのです。
サンゴ礁を守るために行動すべきことは?
ハワイ州では、2021年1月1日からサンゴ礁への有害が指摘されるこれらの有害成分を含んだ日焼け止めの販売が禁じられています。
ハワイでは、「Reef safe」とパッケージに表示されたおしゃれな日焼け止めが多数販売されています。
是非、日焼け止めご使用前に、サンゴ礁に有害な成分が含まれていないかチェックしてください。そして、サンゴ礁の優しい日焼け止めを使用してください。
また、紫外線対策は、日焼け止め以外に、長袖、帽子、UVカットのTシャツ、ラッシュガードの着用も是非心掛けてください。