ハワイで学べる学習コンテンツとは？

「学びの宝庫」ハワイは、教育旅行を行う上でも最適なデスティネーションです。

歴史や文化、そして自然など、学習素材が豊富なうえ、英語圏であり、学校交流やホームステイなどのアレンジもできます。
また、文化交流から語学学習、天文学や海洋学、自然エネルギー、医療、先端技術まで、さまざまな教育素材を提供インフラが整備されています。

ハワイで学べる学習コンテンツは、主に以下の６つです。

教育旅行での目玉の１つが、現地校との交流プログラムです。
英語でのコミュニケーションによって、生まれる新しい世界は、学生たちの学習意欲も刺激することになるでしょう。
また、コミュニケーションの重要さ、お互いの文化を尊重するといったことを学べる大切な機会です。異文化交流は、学生の視野を広げ、新しい発想を育てる貴重な機会や、今後の進路にも大いに影響を与えるになるはずです。

古代ハワイの誕生からポリネシア人の渡来、ジェームス・クック（キャプテン・クック）がハワイ諸島を西洋人として初めて発見したことから西洋文化の流入、ハワイ王国、日系移民など、知れば知るほどハワイの歴史は奥深いものです。
また、神聖な踊りフラ、伝統的なルアウ、神からマナを授かるために身につけるレイなど、今でもしっかり根づき、ハワイ独自の文化も受け継がれています。

太平洋の真ん中に位置するハワイは、多様な文化が集約しているデスティネーションです。

日本とハワイの関わりから平和の尊さについて学ぶハワイで確固たる地位を築き上げてきた日系移民。そんな彼らの足跡をたどることで、日本とハワイとの関係の深さを知ることができます。
その大きな転機となったのが太平洋戦争です。1941年の日本軍による真珠湾攻撃によって、祖国日本と移住国アメリカが戦うという複雑な環境に置かれ、日系人たちは、強制的に収容される時代もありました。

真珠湾に停泊する戦艦ミズーリ記念館、真珠湾攻撃により沈んだ戦艦アリゾナ号の上に建てられたUSSアリゾナ記念館、そして、ビジターセンターでは、展示物や写真、映像を通じ、平和の大切さを学ぶことができます。壁には戦死した全隊員の名前が刻まれており、海底に沈んだ戦艦からは現在でも燃料が流れ出ている様子を目の当たりにすることで、平和の尊さ、絆の深さを学べます。

世界にある17気候区分のうち、15もの気候区分が存在するハワイ諸島。変化に富んだ気候は、ハワイ独自の大自然を造り出し、固有の動植物を育んできました。
主要6つの島で形成されるハワイ諸島は、島ごとに異なる自然の成り立ちがあり、ハワイの多様性を物語っています。恵まれた自然環境では、天文学、海洋学、地質学といった、世界レベルの研究が進んでいます。

今でも活発な活動を続けるキラウエア火山、世界の天文台が集まるマウナケア、貴重な動植物が生息する海や山など自然科学をテーマとした学習素材が多数揃っています。また、スーパー・サイエンス・ハイスクール（SSH）の海外派遣先としても選定されるなど、ハワイは高い評価を受けています。

ハワイでは、観光地としての印象が強いですが、肥沃な土壌を活かした農業や水産業などの第一次産業のほか、ハワイ州政府は昨今、最先端のクリーンエネルギー分野などにも力を入れており、ハワイは先端産業の集積地として注目を集めています。

2045年までに100％クリーンエネルギー化を目指し、最新のIT技術を活用したスマートグリットを推進するなど、自然エネルギー関連では先進的な取り組みを行っています。また、医療やロボティクスなどの先端産業にも触れることができ、ハワイは多彩な産業学習の場として適しています。

ハワイでは、大自然の中、気軽に参加できるアクティビティ、イベントが豊富です。
学校単位の現地交流とは異なり、現地のハワイ住民との幅広い交流も可能です。
近年では、SDGsを実践的に学ぶ場として、ビーチクリーンなど環境保護活動への参加、フィッシュポンドの清掃、カルチャーイベントへの参加、アクティビティを通したチームビルディングなど、常時開催の文化系、参加型、ボランティア活動など、楽しく有益なイベントが多数あります。

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