ハワイではこれまで、大型修学旅行が主流であり、2000年に入り、文科省指定スーパーサイエンスハイスクール(SSH)、スーパーグローバルハイスクール(SGH)の設置に伴い、グローバル教育に注力する教育機関が増えました。
それに伴い、英語コミュニケーションの必要性から、研修旅行、語学研修といった「実践の場」としてハワイを訪問される教育機関も増えました。
同時に、ハワイへの渡航者増加に伴い、ハワイ住民の満足度が減少傾向となりました。また、世界的にも国連がSDGsという持続可能な開発目標が採択され、ハワイも環境や住民に配慮をした取り組みが必要となってまいりました。
そして、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、物理的にもこれまでのような大人数での行動、受け入れが難しい状況も重なりました。
アフターコロナでの教育ツーリズムもこれらの流れから変わっていくでしょう。