和歌山県西牟婁郡白浜町の白良浜は、2000年7月20日、ハワイ州ホノルル市 ワイキキビーチと姉妹浜提携を結び、今年で21年目を迎えます。この21周年を記念して、2021年7月3日(土)、白良浜・ワイキキビーチ友好姉妹浜提携フレンドシップ実行委員会は、白良浜でのビーチ清掃、キャンドルイルミネーション、キャンドルによる文字灯り、メッセージ花火を行うビーチクリーンプロジェクトを行いました。
白良浜・ワイキキビーチ友好姉妹浜提携フレンドシップ21周年を記念した取り組み
2021.07.10白良浜・ワイキキビーチ友好姉妹浜提携
ビーチクリーンプロジェクト 白良浜&ワイキキビーチ2021 概要
主 催
白良浜・ワイキキビーチ友好姉妹浜提携フレンドシップ実行委員会
(構成団体:白浜町、(一社)南紀白浜観光協会、白浜温泉旅館協同組合、白浜町商工会)
後 援 ハワイ州観光局、ハワイアン航空
日 時 2021年 7月 3日(土) 18時30分 ~ 21時迄
(1)18時30分~19時00分 オープニング、白良浜清掃(参加者150名予定)
(2)19時00分~19時30分 キャンドルイルミネーション設営、点火
(3)20時00分~20時10分 ハワイ州ホノルル市、ハワイアン航空のメッセージ花火
(4)21時00分 終了
場 所 和歌山県白浜町 白良浜
同日開催の記者発表
イベントに先立ちまして、南紀白浜マリオットホテルにおいて記者発表を行いました。記者発表では、白浜町長によるご挨拶と本イベントの趣旨をご説明され、ハワイアン航空 日本支社長 宍戸隆哉氏から、日本路線の運航状況とコロナ禍で渡航が必要な方の利便性を高めるサービス(プリクリアランスとPCR検査予約代行サービス)についてご紹介されました。
姉妹提携を結ぶハワイ州ホノルル市
ハワイ州ホノルル市長オフィスにて、文化・芸術振興を統括担当のマカナニ・サラーは、白良浜・ワイキキビーチ友好姉妹浜提携21周年を記念して、メッセージ動画にて、今後のホノルル市と白浜町との活発な交流活動を強化していきたい旨をお伝えさせていただきました。
ハワイ州ホノルル市の担当者によるメッセージ動画
アロハ、
私はホノルル市長、リック・ブランジアディ ホノルル市長のもとで、文化・芸術振興を統括担当している、マカナニ・サラーと申します。
新型コロナウイルス感染症のため、人々は行き来ができず、皆様の白浜町ビーチクリーン活動など交流を行うことができませんでした。
現在、ハワイ州ではワクチン接種が進み、以前のような生活を少しずつ取り戻しております。また、米国本土からの観光が再開し、徐々にハワイ州外からの訪問者を受け入れできるようになりました。
ハワイは太平洋の真ん中にあり、海に囲まれた島々です。海洋環境はハワイにとって大切なもので、私たちの自然保全活動に沿った白浜町ビーチクリーン活動を行っていらっしゃると伺い、大変嬉しく思っております。
2013年からホノルル市と白浜町での交流活動が少し休止しておりましたが、今後日本とハワイの往来が再開された際には、これを機会に友好都市の関係を強化させていただき、交流を活発にできることを切に願っております。
いつの日か、白浜町、ホノルル市で一緒にビーチクリーン活動が行われることを期待しつつ、白浜町との友好都市関係を次世代につなぐものにできれば幸いです。
マハロ
マカナニ・サラー
ハワイ州観光局から挨拶
ライブ中継としてハワイから、ハワイ州観光局日本支局長ミツエ・ヴァーレイが登壇しました。ハワイの現況として観光が再開し、アメリカ本土から多数の観光客の皆様にお越しいただき、徐々に日常を取り戻していること、コロナ禍で自然環境が改善し、限りある自然を次世代へ継承するために、「マラマハワイー地球に優しい旅を」(マラマはハワイ語で思いやりの心)をメッセージに様々な啓蒙活動を行っていること、その一貫として「ハワイ州 レスポンシブルツーリズム情報サイト」を開設したことを紹介させていただきました。
そして、白浜町の皆様とホノルル市が、継続的に更なる姉妹交流をさせていただきたい旨をお話させていただきました。
記者発表の様子
意見交換会
その後、白良浜・ワイキキビーチ友好姉妹浜提携フレンドシップ実行委員会の皆様、ハワイアン航空様、ハワイ州観光局にて、環境学習の取り組みなど、ハワイ州の取り組みを紹介しながら、意見交換を行いました。
意見交換会内において、ハワイアン航空様からTeam Kokuaプログラムについてご紹介され、ビーチクリーン時に着用いただくために実行委員長へTeam Kokua Tシャツを贈呈されました。
白良浜でのビーチクリーン
白良浜のビーチクリーンは、ハワイアン航空ボランティアプログラムのTeam Kokuaとして地元関係者の皆様、ハワイアン航空の皆様のご参加のもと清掃が行われました。
ビーチクリーンのオープニングセレモニーでは、ハワイアン航空 日本支社長 宍戸隆哉氏が「美しい白良浜ビーチや素晴らしい海は白浜町の財産で、その財産をみんなで守っていくことは大切なことであり、Team Kokuaとしてビーチクリーンに参加させていただくことへの感謝の気持ち」を伝えられました。
キャンドルイルミネーション&花火
キャンドルイルミネーションでは、ビーチクリーンに参加された皆さまが、2021年の年に合わせた2021本のキャンドルを並べて点火されました。
このキャンドルは毎年1本ずつ増えていくとのことです。
そして、打ち上げられる花火の前には、ハワイ州、ハワイアン航空様のメッセージが読み上げられました。
ハワイ州からのメッセージは、記者発表で紹介させていただいた、ハワイ州ホノルル市の担当者によるメッセージを読み上げて頂きました。
ハワイアン航空様からのメッセージ
白浜町の皆様、アロハ!
この度は白良浜・ワイキキビーチ友好姉妹浜提携フレンドシップ 「ビーチクリーンプロジェクト 白良浜&ワイキキビーチ2021」に、ハワイアン航空の社員ボランティアプログラム「Team Kokua」として参加することができましたことを感謝申し上げます。
新型コロナウイルスの影響により日本からハワイへの渡航が難しくなってから約15か月が経ちました。ハワイアン航空では、ハワイへ渡航される必要がある方の交通手段として、徐々にですが関空をはじめ日本からの運航を再開しています。
今後ハワイへ渡航できるようになり、白浜町の皆さまにご搭乗いただく日が来ますことを社員一同心より楽しみにしております。その時まで、ハワイアン航空の機内でお客様にいつもお伝えしている「また会いましょ う」という意味のハワイ語の挨拶で、ハワイアン航空から白浜町の皆さんへのメッセージを終わりにさせていただきます。
A hui hou!
キャンドルイルミネーション&花火の様子
Team Kōkuaについて
ハワイ語で「助け合う」という意味のKōkua (コクア)の精神のもと、ハワイアン航空の従業員がボランティアプログラムを通して、地域の方々の生活を向上させ、人類を養う大地や水を大切にすることで、ハワイアン航空が関係するコミュニティ(地域)に対してハワイアン航空のおもてなしと感謝の気持ちを示しています。
• Team Kōkuaの活動実施を希望される方は、ハワイアン航空の従業員にご連絡いただく必要があります。その活動は文化、教育、環境、健康・人的サービスの4分野のいずれかに該当することが条件となっています。
• ホームであるハワイでの活動と共に、ハワイアン航空就航先のコミュニティでもKōkuaの活動を展開しています。
• 2019年、Team Kokuaプログラムでは、日本の3団体を含む世界の190を超えるNPOと共に活動を実施されています。ビショップ ミュージアムやポリネシア航海協会など地元ハワイのNPO団体にマイルと現金を合わせて約84万ドル分の寄付を行われました。また、従業員とその家族のボランティアによるコミュニティーサービス時間は延べ7,500時間に達しています。
• 2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地元コミュニティをサポートするため、高齢者へ無料でお食事を届けるサービスのお手伝いや寄付で集まった生活必需品の仕分けなど、様々な活動を行われました。