再生可能エネルギーや農水産業、医療や先端テクノロジー、観光業などの分野で、ハワイ州の取り組みは世界的にリードする立場にあり、企業視察も数多く実施されています。近年関心が高まるSDGsにおいても、国連のSDGs採択前から、ハワイ独自の目標「アロハプラスチャレンジ」を掲げ、その達成度合いを可視化するなどの取り組みが行われており、先進事例から学ぶことのできる視察環境が整っています。
再生可能エネルギー
ハワイ州政府は、2045年までに消費電力の100%を再生可能エネルギーでまかなうことを州法で定めています。再生可能エネルギーの導入、普及へ向けて積極的に奨励しており、マウイ島では、安定した電力供給を目指す日米共同のスマートグリッドの実証事業が行われました。
農水産業
ハワイでは、自然を大切にする文化が根づいているため、環境保全に深く関わるオーガニック農業や地産地消の考えが広く浸透しています。また水産業では、ハワイ島で豊富なミネラルを含む海洋深層水を使った魚やアワビ、ロブスターやカキなどの養殖が行われています。
医療
医療においても、ハワイは世界レベルの先進的な取り組みが進んでいます。日本の大学の医学部の多くは、ハワイ大学のプログラムをモデルにカリキュラムを組むほど、ハワイの医療環境は良いお手本となっています。病院視察を受け入れるプログラムが充実しているので、最新の医療現場を体験することができます。
先端テクノロジー
バイオテクノロジー、宇宙工学、データテクノロジー、ロボティクスなど、実に広範囲にわたる研究開発(R&D)への投資が活発に行われています。各種視察プログラムなどのアレンジも可能で、先端テクノロジーの最前線に触れることが可能です。