ハワイへ運航している航空会社は、二酸化炭素排出量の削減、機内アメニティや機内食におけるプラスチック削減、機内食の食品廃棄削減をはじめ陸でのビーチクリーンといった様々な環境にやさしい取り組みを行っています。各企業の取り組み詳細は、下記よりご覧いただけます。
マラマな取り組み事例 航空会社
2022.02.13航空会社の環境にやさしい取り組み
ハワイアン航空
ハワイアン航空は、航空機が環境に与える影響を意識し、空の上と陸での二酸化炭素排出量を減らす取り組みを行っています。具体的には、燃費効率の優れたA321-200neo型機の導入をはじめ、機内で使用するカートの軽量化や、紙からデジタルへの移行などによって飛行時総量の軽量化を図り、燃料消費を減らし、二酸化炭素の排出量を軽減しています。
陸での取り組みとしては、LEDやモーションセンサーを導入することで、ホノルル本社オフィスのエネルギー消費量を約5%削減、ホノルル整備・貨物施設でLEED認証の取得をされています。
また、ハワイ州ホノルル市 ワイキキビーチと姉妹浜提携を結ぶ和歌山県西牟婁郡白浜町の白良浜で、2021年7月、ハワイアン航空ボランティアプログラムのTeam Kokuaとして地元関係者様、ハワイアン航空のスタッフがビーチ清掃を行われました。
ハワイアン航空のマラマな取り組みの詳細は、下記サイトよりご確認ください。
日本航空
JALグループは、 豊かな地球を次世代に引き継ぐため、二酸化炭素排出量削減、使い捨てプラスチック削減、食品廃棄削減など環境保全や地域貢献、持続可能な観光の推進に取り組まれています。
具体的には、省燃費機材の導入、SAF(Sustainable Aviation Fuel:代替航空燃料)の活用などによって、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指しています。また、使い捨てプラスチック削減においては、2019年9月、客室サービスならびにラウンジでのプラスチック製ストローならびにプラスチック製マドラーをすべて廃止し、年間約200万本のプラスチック製ストロー、約400万本のプラスチック製マドラーを削減しました。その総量は約3.6トン。機内での使い捨てプラスチック使用量は、2018年度の887.6トンから2019年度には877.4トンと約10トン削減されました。
さらに、認証食材を機内食に採用する取り組みも2018年より行われています。認証食材とは、食品安全、労働安全、環境保全など、持続可能に配慮した手順、管理が行われていることが第三者機関によって証明された食材のことです。機内食で使用する食材は、地産地消を意識し、ハワイ発便では、マグロ、オニオン、ココナッツ、エビ、タロイモ、パパイヤ、パイナップル、ライチなどのハワイ産の食材を使用しています。
日本航空のマラマな取り組みの詳細は、下記サイトよりご確認ください。
ZIPAIR
ZIPAIRは、 2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標SDGsの目標達成に向けて、機内アメニティグッズをはじめ機内食の食材や容器、スプーンやフォークなどのカトラリーにも環境にやさしい素材を取り入れています。
具体的には、フードロスの観点から、機内食はすべて出発の24~96時間前までの予約を必須とし、注文分のみを飛行機に搭載しています。そのため、食材を無駄なく使い、過剰在庫もない状態です。機内食を入れる容器は、環境への配慮のため、メニュー考案のタイミングからプラスチック容器を使わないように開発し、スチームオーブンで温めを行うことから、スチームオープンに対応した紙製の容器を採用しています。飲み物のカップの素材は、FSC認証紙を使用し、プラスチックのカップは、再生PET樹脂を25%以上配合したPET樹脂を使用しています。また、カトラリーも生分解性プラスチック製の素材を採用し、必要なカトラリーだけを提供できるように、スプーン、フォークは別々に個包装されています。
ZIPAIRのマラマな取り組みの詳細は、下記サイトよりご確認ください。